ヨーロッパ諸国内で横行する暗号資産(仮想通貨)犯罪を厳しく取り締まるべく、フランスのブロックチェーンセキュリティ会社のNIGMA Conseil社とオーストリア工科大学(AIT)が、協力体制を敷くことが明らかになった。
ブロックチェーン開発に力を入れるNIGMA Conseil社のCEOであるFabien Tabarly氏は、今回の協力協定締結に関して以下のように述べた。
「ヨーロッパの主要な学術研究機関と開発者チームが協力することで生まれる相乗効果は、暗号資産(仮想通貨)犯罪と戦う上で最も革新的なものとなるだろう。これまで防げていなかった原因不明の暗号資産(仮想通貨)犯罪と戦うためには、企業と学術研究機関双方の技術協力や情報共有が必要不可欠である。」
オーストリア工科大学(AIT)は、サイバーセキュリティ研究に力を入れていることで有名な大学のひとつであり、これまでもさまざまな政府機関や研究開発機関と提携を結んで活動を行ってきた。
この国境を越えた2つの組織の提携は、著しく増加傾向にある暗号資産(仮想通貨)犯罪に対抗する上で重要な役割を果たすだろう。
また、EUは暗号資産(仮想通貨)の使用に対してより厳格な規制を設ける地域でもあるため、この2つの組織はEU内でも大きな役割を担うこととなるだろう。
世界中で爆増中の悪質な暗号資産(仮想通貨)犯罪。
甚大な被害をもたらす暗号資産(仮想通貨)犯罪を、もうこれ以上無視することはできない。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta