オランダ当局が大規模仮想通貨マネーロンダリング犯逮捕

オランダ当局(FIOD)による暗号資産(仮想通貨)マネーロンダリング捜査の結果、二人のマネロン犯が逮捕されたと海外メディアが報じた。

FIODの発表によると、逮捕されたうちの一人は約210万ユーロ(約2.5億円)のマネーロンダリングに関与した疑いがある。

逮捕されたのは今月17日で、犯人に暗号資産(仮想通貨)収入に脱税の疑惑があったことをきっかけに逮捕に至った。

これらのマネーロンダリングに利用されたのはビットコインだ。

また、ビットコインでマネーロンダリングを行うにあたって、ビットコインミキサーと呼ばれるビットコインの送受信先を秘匿してしまうツールが使用されていた。

ビットコインの匿名化技術を用いたマネーロンダリングの問題はかなり根深く、アメリカでは犯罪と直接関係ないビットコインミキサーの開発者が逮捕されるという事態も発生した。

こういった犯罪行為への利用は、暗号資産(仮想通貨)への抵抗感を生んでしまうため非常に残念だ。

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