Google広告をターゲットにしたビットコイン詐欺が流行

Googleの提供する広告サービス「アドセンス」の利用者をターゲットにしたビットコイン詐欺が流行し始めている海外メディアが報じた。

詐欺犯はアドセンス利用者に対して広告枠にDDoS攻撃を行うと脅しており、それをやめる代わりにビットコインを要求している。

アドセンスは、契約者が自身のブログやホームページの一部に広告を表示する枠を貸し出し、訪問者がその広告をクリックするたびに契約者に報酬が入るようになっている。

ビットコイン詐欺が横行している背景には、Googleによる広告への不正アクセス取り締まりの強化がある。

昨年Googleは、広告に対する不正なアクセス検出を強化すると宣言。

アドセンス広告への不正なアクセスが行われた場合、アドセンス契約者のアカウントが停止される。

そのため、詐欺犯に狙われた被害者はアカウント停止を回避するためにビットコインを支払うしかなくなるのだ。

Google社は「このような犯罪の発生に対して個別のユーザーへの対応は行っていないが、発生している事自体は把握している」と語った。

しかし、実際に迷惑行為と引き換えに金銭の支払いを要求してくるサイバー犯罪の手口の多くでビットコインの支払いが要求されている。

上記のような犯罪者のせいで、「ビットコイン=犯罪利用」というイメージが強まってしまうのは非常に残念だ。

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