ビットコインATMの数が、2020年に入り増加ペースをさらに上げて、とうとう世界中に合計で7000台設置に到達したことが明らかになった。
そして、ビットコインATMに関してビットコイン投資家を大いに賑わせているのは、『ビットコインATM数の変動傾向とビットコイン価格の推移には関係がある』という調査結果だ。
トラッキングWebサイトCoinatmradarがまとめたデータによると、2020年1月だけで400台を超える新しいビットコインATMが追加され、一気に合計7000台にまで達したという。
2020年1月といえば、ビットコイン市場も大きな盛り上がりを見せた。
1月初旬、ビットコイン価格は7,000ドル/BTCからスタートし、同月末には9,350ドル/BTCにまで押し上げた。
その後、2月に入ると急騰を記録し、10,000ドルにも達した。
同データによると、以上のようにビットコインATMが急激に増加すると、ビットコイン価格も上昇を辿る傾向があるという。
そしてビットコイン価格が上昇すると、ビットコインATM利用者の数もさらに増え、好循環に入る。
ビットコインATMとビットコイン価格は、密接不可分な関係なのだ。
また、Coinatmradarが公表したデータによると、今年1月に世界中で新たに設置されたビットコインATMのうち、325台がアメリカ国内に設置されたそうだ。
アメリカ以外では、カナダやイギリスでも1月中にビットコインATMが多数設置された。
それに対し、オーストラリアやイタリアでは複数のビットコインATMが一斉に閉鎖されたなど、各国でビットコインに対する姿勢には差異が生じているという。
さらに驚くべきことに、1月中に新たに設置されたビットコインATMの多くは、ビットコインのみならず、ビットコインキャッシュ(BCH)やモネロ(XMR)、ジーキャッシュ(zcash)の取り扱いにも対応している。
その中でもビットコインキャッシュに関しては、2300台以上ものATMが取り扱いに対応しており、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)における実需の高まりが伺える。
今後ビットコインATMがさらに増加していけば、暗号資産(仮想通貨)全体の実用化がますます進むだろう。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta