ビットコインが金に追いつくほどの存在に！？

CMEグループのCEOであるテリー・ダッフィー氏は、「今日、人々が金を安全な投資先として利用しているように、ビットコインを金と同程度に安全な投資先として利用するようになりつつある」と述べ、ビットコインが投資家にとって重要な役割を果たしているとの見解を示した。

何百年も前から、投資家にとって「金」は安全な投資先として認識されてきた。

金は、株価暴落の局面でもその価値を安定して保つなど、有事の際の避難先として利用されてきた過去がある。

ダフィー氏は、そのような歴史的な投資先である金と並ぶほど、ビットコインはその地位を確固たるものにしつつあると言うのだ。

ダフィー氏は以下のように述べる。

「ビットコインに投資する投資家の数は、日に日に増加している。(有事の際のには、)金取引と同様、ビットコインが安全な避難先としての認識を強めていることが要因のひとつだろう。」

ここ最近は、コロナウイルスの発生による世界的な経済停滞が見込まれ、各国で株価の下落が続く。

金やビットコインのような安全な投資先は、株価下落のような有事の局面でこそ、その真価を発揮する。

現に、株価の急落が顕著となった1月末頃から、ビットコイン価格は上昇を遂げ、現在では1BTCあたり105万円付近を推移している。

最後にダフィー氏は以下のように付け加えた。

「新しい市場を成長させるには時間がかかる。ビットコインは今後も成長していくことが予想されるため、期待しても良いだろう。」

金は長い年月をかけ、我々にとって身近な存在となった。

誕生以来、爆発的な成長を続けるビットコインが我々の生活にとって身近な存在となる日はもう近い。

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