組織・会社のシステムに暗号資産(仮想通貨)で利用されるスマートコントラクト技術を採用することで、2023年までにデータ品質が50%向上すると英調査機関Garter.Incが報告書を発表し、海外メディアを賑わせている。
スマートコントラクトはブロックチェーン上で動作するプログラムであり、イーサリアムのような暗号資産(仮想通貨)で採用されている。
Garter.Incの上級研究員Lydia Clougherty Jones氏は、スマートコントラクトの採用によって全体的なデータの品質が向上する一方で、データへのアクセスのしやすさ、すなわち可用性については劣化してしまうと語っている。
それでも、Jones氏によると、劣化を考慮してもスマートコントラクトを採用した際の投資回収率はプラスになるのだという。
また、報告書には、スマートコントラクトの導入は現在大規模でグローバルな企業であればあるほど採用が遅い傾向があると記されているが、それはあくまでブロックチェーン・スマートコントラクトの技術が未だ円熟期を迎えていないためだと考えられる。
今後更に技術開発が進めば様々な組織で採用されることになるだろう。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner