ビットコインETFを申請していたヴァンエック社のCEOが、ETFの承認は当分先になりそうだとの見解を示した。

暗号資産(仮想通貨)が投資のメインストリームになるのは当面難しいかもしれない。

ビットコインETFの承認は困難

米投資管理会社ヴァンエック社CEOジャン・ヴァン・エック氏はブルームバーグのインタビューに答え、「ビットコインETFが近いうちに実現することはないだろう」と消極的な見解を示した。

同社は18年6月に米証券取引委員会(SEC)へビットコインETFの登録を申請したものの、3回承認が延期されており、昨年9月には申請を取り下げている。

同社デジタル資産戦略部門取締役ゲーバー・ガーバックス氏は「ETFの提供は最優先事項であり、規制当局と協力していく」と述べているが、実現までの道のりは長くなりそうだ。

これまでヴァンエック社を含む複数の企業がビットコインETFの登録を申請しているが、SECは慎重な姿勢を示しており、いずれも承認しなかった。

(引用元:AMB CRYPTO)

可能性は残されている

ビットコインETFは、承認されれば一般の証券口座でビットコインへ投資できるようになることから、投資家の幅を広げ、大きな資金流入が見込める材料として重要視されていた

しかし、粘り強く申請に取り組んできたヴァンエック社が「近いうちに承認の見込みはない」と明かしたことで市場には失望が広がることとなり、ETFを材料とした暗号資産(仮想通貨)価格の上昇期待は将来に持ち越された

ただし、ビットコインETF実現の可能性が潰えたわけではない。

現在も米ウィルシャー・フェニックス社がビットコインと米国債に連動するバスケット型のETFを申請中だ。

承認延期や申請取り下げが相次いだことを鑑みれば、SECがこのETFを承認する可能性は低いが、もし承認されれば、市場にとってはポジティブサプライズとなるだろう。

 

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