CMEがビットコインオプションの提供を開始、取引高は1週間で2倍以上に成長した。

戦略の多様化につながることから新たな投資家を呼び込むとの期待が高い。

ビットコイン投資戦略は多様化へ

米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が今月13日に提供を開始したビットコインオプション取引は、1週間で取引量が2倍以上となり、順調な滑り出しを記録した。

17日の契約数は122、527万ドル(約5億8000万円)相当にのぼり、13日の55契約(237万ドル、2億6000万円相当)から大幅に増加した。

「顧客からの高い要望に応えた」(CME役員ティム・マッコート氏)との説明に一致する結果となった。

(引用元:Decrypto)

新たな投資家の参加期待高まる

機関投資家向けのビットコイン投資プラットフォームにはCMEと米インターコンチネンタル取引所(ICE)の運営するBakktがある。

昨年12月にはBakktもオプション取引を開始していたが、データ分析会社skewによるとその取引量は低迷しており、オプション取引には期待されていたほど新たな投資家を呼び込む効果がなかったのではないかと不安視されていた

しかし、Bakktよりもビットコイン先物の取引高が大きいCMEでは成功裏に進んだことから、オプション取引の開始には一定の効果があったようだ。

オプション取引は投資戦略の多様化を助け、リスクをヘッジしたい機関投資家の新規参入を促すとされている。

1月の相場が好調な背景として、CMEのオプション取引開始をあげる声もある。

 

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