一攫千金のチャンスが眠っているのはアルトコインではなく、ビットコインのデリバティブ取引だとする見方が優勢になっている。

複数の機関投資家向け取引プラットフォームのオープンが予定されていることから、ビットコイン一強体制はさらに強固になりそうだ。

ビットコイン先物は現物の10倍以上の人気

ビットコインの先物やオプションなどデリバティブ商品が増加したことでビットコイン一強体制がいっそう強まるのではないかと暗号資産(仮想通貨)のニュースレターを配信するTower Watchが論じた

多くのアルトコインにとって下落要因となりうる変化だとしている。

暗号資産(仮想通貨)先物取引所大手BitMEXの取引量を他の取引所と比較すると、デリバティブ市場の優位性が高まっていることが分かる。

暗号資産(仮想通貨)メディアAMB Cryptoによると、BitMEXの取引の活発さを示す指数2018年に2363だったが、2019年はすでに2681に達している。

その取引量は現物取引所の10倍以上に発展した。

ビットコインデリバティブの魅力が高まるにつれ、市場参加者の多くは一攫千金の機会をアルトコインではなくビットコインデリバティブに見出し始めている。

アルトコインの取引量減少は避けられず価格は下落していくことが予想される。

アメリカではシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)やBakktなどが機関投資家向けのビットコイン先物プラットフォームがオープンした。

Bakktは12月9日から、CMEは来年1月13日からビットコインオプション取引も開始する予定だ。

今後、ますますビットコインの支配力は強まっていくと見られ、アルトコインにとっては長い冬の時代となるかもしれない。

 

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