月1回、最適な暗号資産(仮想通貨)のポートフォリオ(保有資産とその割合)をツイートから導き出すプログラムが上々の成績を収めている。

開発元の企業はポートフォリオをWeb上で公開しており、誰でも真似をすることが可能だ。

仮想通貨のポートフォリオを毎月、自動で決定

オンライン専用のブローカーeToro社は、ツイートから市場心理を読み解く自動売買プログラムが年平均+123%のリターンを上げていると公式ブログで発表した

暗号資産(仮想通貨)に関する情報を提供するThe TIE社と協力して開発したもので、一日8.5億のツイートを分析。

ポジティブなつぶやきに反応して買いだけを行う。

2017年10月の公開以来、2年で+281%のリターンを達成。

この期間中、ビットコインだけを保有しつづけた場合は+41%だったことと比べると、約7倍のリターンをもたらしたことになる。

2019年10月のポートフォリオ

(画像 eToro)

このプログラムのポートフォリオはWeb上で公開されている。

2019年10月のポートフォリオはダッシュ(DASH)、イオス(EOS)、リップル(XRP)、アイオタ(MIOTA)、イーサリアムクラシック(ETC)で構成されている。

詳しい配分はリンク先、ASSET ALLOCATIONの項をご参照いただきたい。

アクセスした時間によって変動することにご注意を。

ポートフォリオは毎月1回、更新される。

eToro社の口座があればプログラムをフォローするだけで自動売買が可能になるのだが、日本からは利用できない。

このポートフォリオをそっくり真似したい場合、バイナンスなど多くのコインが上場している取引所を使い、手作業で入れ替えを行う必要がある。

なぜツイッターで値動きが予測できるのか?

暗号資産(仮想通貨)には収入もなければ配当もなく、負債もないため、需給のバランスが価格に大きな影響を与える。

ツイートは社会の心理状態を反映しており、需給バランスを見るための重要な指標になるからだとeToro社は考えている。

 

※当記事は、情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります

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