大きな期待を集めたBakktのビットコイン先物取引は期待はずれの利用状況となったが、米CMEの提供するビットコイン先物は活況となっている。

背景には機関投資家の需要増があり、長期的には価格上昇を引き起こすと考えられる。

ビットコイン先物は機関投資家の参入増加で活況

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が提供する7-9月四半期のビットコイン先物取引の取引高が前年比61%増を達成したとが報じられた

Bakktの現物受け渡し型先物取引が不調なのとは対象的だ。

1日の平均取引高は27,670BCTで前年同期比10%増えた。

また、454の団体が新たに口座を開設し、前年の231団体から大幅に増加したことも合わせて伝えた。

地域別に見ると、26%がアジア太平洋地域、21%がEUおよび中東から取引されており、アメリカ本国以外でも暗号資産(仮想通貨)への需要が高まっていることがうかがえる。

銀行や証券会社、ヘッジファンドなど機関投資家の旺盛な需要が取引高の増加をもたらしたとCMEは発表している。

CMEは2017年にビットコインを直接取引しない差金決済型のビットコイン先物を上場した。

機関投資家の参入が進めば、需要の高まりからビットコイン価格は上昇すると見込まれる。

 

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