ヨーロッパ住民の66%はFacebookのリブラに否定的な意見を持っていることが明らかになった。

だが、経済が不安定な国では賛成派が多く、そのような国でのリブラ導入の可能性を示唆した。

仮想通貨リブラに否定的な意見が多かった

ヨーロッパ15カ国に住む15000人にアンケートをとったところ、66%の人がFacebookの暗号資産(仮想通貨)「リブラ」の使用に抵抗を覚えていることが分かったと暗号資産(仮想通貨)メディアCCNが報じた

調査はオランダの総合金融機関INGグループが行った。

「友人や家族にソーシャルメディアを使ってお金を送りたいか」との質問に対し、66%の人が「そうは思わない」と答えた

経済規模の大きな国のほうが否定的な意見が多い傾向があり、最も反対の多かったオランダでは82%が「そうは思わない」と回答した。

対象的に、経済の不安定な国では否定的な意見が少なく、トルコでは賛成派が43%と否定派の40%を上回った

EUで中心的な地位を占める独仏政府はリブラの計画に反対を表明しており(参考記事:)、EU内でのリブラ発行は困難と思われる。

しかし、自国の通貨が不安定なトルコなどの地域では、住民の間で積極的にリブラが取り入れられる可能性があることをこの調査は示唆している。

世界的に決済の主流がリブラになれば、先進国もやがて追随することになるだろう。

また、一部の国では中央銀行主導のデジタル通貨立ち上げが検討されている

お金のデジタル化の流れは今後さらに加速しそうだ

 

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