ビットコインのマイニングや取引に使われるソフトウェア「ビットコイン・コア」がアップデートされた。
新技術の浸透を促し、ビットコインの利便性を高める技術を普及させる。
ビットコインのマイニングや取引を行う公式ソフトウェア「ビットコイン・コア」がバージョンアップされ、スケーラビリティ問題の解決に向けた機能などが搭載された。
Bitcoin Core 0.18.1 Released!https://t.co/uSV3Mxfk6G
— Bitcoin Core Project (@bitcoincoreorg) August 9, 2019
スケーラビリティ問題とは、ビットコインの取引量が増えるに従って取引の承認に時間がかかるようになり、送金の遅れが発生してしまう問題のことだ。
スケーラビリティ問題は手数料の高額化を引き起こし、ビットコインの利便性を下げることが懸念されている。
速く送金したい場合、手数料を周りよりも高額にすることで優先的に承認してもらうしか手がないからだ。
この問題を解決する手立ての1つが「segwit」と呼ばれる技術だ。
しかし、これまでsegwitはなかなか浸透していなかった。
新しいビットコイン・コアではsegwitの採用を促すメッセージを表示するなどして、ビットコインの利便性を向上させることを目指す。
ビットコインはFacebook社のリブラなどと違って発行主体が存在しない通貨だが、サービス向上と利用者の増加に対応できるよう常に機能が改善され続けている。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner