「最近のビットコイン上昇は機関投資家が主導しているわけではない」と取引量ベースで世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのCEOチャンポン・ジャオ氏が指摘したと米経済情報誌Bloombergが伝えた。
機関投資家とは、個人投資家らの拠出した巨額の資金を有価証券等で運用・管理する社団や法人のことである。
昨今、機関投資家が暗号資産(仮想通貨)に関心を抱いているとするニュースが目立つが、「金融機関投資家が急速に伸びているのを見ていない。この業界に参入する機関投資家の数は、2019年にはそれほど増えていない」とジャオ氏は主張する。
その理由としてジャオ氏は、バイナンスにおける個人投資家の取引量の割合は昨年とほとんど変わっていない60%であることを根拠に挙げている。
ジャオ氏の指摘は、機関投資家が大量に暗号資産(仮想通貨)を買い入れるのではないかという期待感が先走っており、市場が過熱気味になっていることを示唆している。
上昇相場に乗り遅れるのではないかという恐怖に押し潰されることなく、冷静になって市場を見つめ直すことが必要となるだろう。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner