ウェブサイトに高速なパフォーマンスと高いセキュリティを提供するCloudflareに昨夜、ネットワーク問題が発生し、国内取引所のbitFlyerや海外大手取引所のBitfinex、Poloniexなどにアクセスできなくなった。
セキュリティ対策が急がれる暗号資産(仮想通貨)業界に思わぬ落とし穴が発見されたことになる。なお、ブロックチェーン技術には問題はなかった。
Cloudflareによるとアクセス障害が発生しはじめたのは日本時間22時42分ごろ。
BTC速報:Cloudflareの502 Bad Gatewayによって、BitfinexやPoloniexなどのCloudflareを採用している取引所やサイトなどが落ちる。各トレーダー注意です。#ビットコイン #Bitcoin #暗号資産(仮想通貨) #BTCFX #Bitfinex #Poloniex #Cloudflare pic.twitter.com/K1X2pjAt5h
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) July 2, 2019
Cloudflareは業界で最も多くのシェアを獲得しており、幅広いサービスに障害が起きた。被害が報告された主なサービスは以下の通りだ。
Coinbase、Bittrex、Poloniex、Kraken、bitFlyer、Huobi、2ちゃんねる、discord、マストドン
日本時間11時2分ごろ、CloudflareのCPUに異常な負荷がかかっていたことを特定し、適切に対処。現在、問題は復旧し、どの取引所もアクセス可能となっている。
Cloudflareは6月24日にも別の原因で問題が発生しており、同社のサービスを使用している取引所に依存しないことが必要だ。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner