当時世界最大の取引高を誇っていた暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックスは、2014年に大規模なビットコイン盗難被害に遭った。

その後、長らく行われていなかった​被害者たちへの賠償が、ついに管財人を通して行われようとしている。

​マウントゴックス、被害者に賠償開始か

​2014年に大規模なビットコイン盗難に遭った暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックスが、ついに当時のユーザーへの賠償を開始する。

マウントゴックスの管財人を務める小林信明氏によって同社が保有していたビットコイン及びビットコインキャッシュの売却が行われ、約700億円の現金が用意された。​

破産当時に資産を保有していたユーザーには、この700億円から賠償金が支払われる。

賠償方法や債権者への告知方法はまだ明らかになっていないが、5年越しの支払いは難航する可能性が高い。

​どのような形で誠意を伝えることになるのか、今後の動きに注目があつまりそうだ。