仮想通貨はいよいよ最終局面

暗号資産(仮想通貨)市場は少しずつ値動きが限定的になっており、いよいよ大きく動く予感が漂う。

ここまで上昇トレンドを続けてきた各通貨であるが、このまま上昇を継続させることができるかに注目である。

しかし下落するときもまた大きく動くことが予想されるため注意が必要だ。

次の値動きは「ビッグウェーブ」となるであろう。

そのビッグウェーブの中でも「イーサリアム」が突出して上昇する可能性がある、というレポートが発表されている。

「次の上昇が起こったときには、イーサリアムがビットコインを上回る可能性がある」と、米有名暗号資産(仮想通貨)メディアINVEST IN BLOCKCHAINが発表している。

 ここからは各通貨をそれぞれ、テクニカル分析を用いて分析していく。

ビットコイン(BTC)

(出典:TradingView BTCJPY 1時間足

21日20時現在のビットコインの価格は444,800円。前日同時刻と比べてもほぼ変動はない。

チャートの形状的にはかなりフラットな目線であるが、ローソク足的にはやや上昇が優勢な状況となっている。

上昇のシナリオとしては、赤の中期上昇チャネルの上端を明確に植え抜け出来るかどうかに注目である。

そのラインを突破することができれば、次は46万円まで上昇することが見込まれる。

そこを突き破っていくようであれば、週間見通しで伝えた50万円まで上昇していくであろう。

下落のシナリオとしては、黒ラインとオレンジライン(⑤44万円)を割れるかに注目である。

もしオレンジラインを割る展開となれば、中期以上での目線の変更が必要となるであろう。

ここを割り込んでいくと下落トレンドが発生することが予想され、次は紫のサポートライン(④)まで下落して行くであろう。

さらに下落が続くようであれば、次は中期上昇チャネルの下端(③赤ライン)・青ライン(②41.1万円)と順に目指して下落して行くであろう。 

21日20時現在のビットコインの価格は444,800円。前日同時刻と比べてもほぼ変動はない。

リップル(XRP) 


(出典:TradingView XRP/USD 1時間足

21日19時現在のリップルの価格は0.322ドル(34.85円)。前日同時刻と比べて+0.35%の価格上昇となっている。

反発が大きいものの、レジスタンスラインを一度ブレイクしていることから、もう一度は高値をアタックしに行く展開となるであろう。

上昇のシナリオとしては、黒ラインより上で推移を続けられるかに注目である。

もしこのまま黒ラインをサポートラインとして機能すれば、次は高値であるオレンジラインを目指して上昇していくであろう。

もしオレンジラインをブレイクすることができれば、昨日の分析記事で解説した0.354ドル:39.46円まで上昇するであろう。

下落のシナリオとしては、黒ラインを割り込むかにまずは注目だ。

そこを割るようであれば、次は紫のサポートライン(③)ピンクライン(②0.314ドル:35円)まで下落していくであろう。

さらに下落が続くようであれば、青ライン(①0.305ドル:34.06円)までの下落も考えられる。

21日19時現在のリップルの価格は0.322ドル(34.85円)。前日同時刻と比べて+0.35%の価格上昇となっている。

イーサリアム(ETH)

(出典:TradingView ETH/USD 1時間足

21日20時現在のイーサリアムの価格は142ドル(15,275円)。前日同時刻と比べると-0.14%の価格下落となっている。

ここ数日はトレンドがみられない相場となっているが、地合いとしては弱気が優勢だ。

 下落のシナリオとしては、黒のサポートライン・オレンジライン(②134ドル:14,894円)割るかに注目である。 

短期的な上昇は終わったと考えられ、直近では下落していく可能性が高いと考えている

もしそのラインを割る展開となれば、次は黄緑ライン(①126ドル:13,911円)まで下落することになるであろう。

上昇のシナリオとしては、ピンクライン(③144ドル:15,921円)をブレイクすることが出来るかに注目である。

 もしそこもブレイクすることが出来れば青ライン(④153ドル:17,000円)まで上昇することが見込まれる。


イーサリアムは次の上昇で、ビットコインを凌駕するような「大幅上昇」の期待がデータによって高まっている。

暗号資産(仮想通貨)市場をけん引する立役者はイーサリアムになるかもしれない。

「次の上昇が起こったときには、イーサリアムがビットコインを上回る可能性がある」と、米有名暗号資産(仮想通貨)メディアINVEST IN BLOCKCHAINが発表している。

 ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。