暗号資産(仮想通貨)のシステム脆弱性はここ最近頻繁に発見されているようだ。

先月にはセキュリティーチームHackerOne​の元に、研究者から合計43もの暗号資産(仮想通貨)バグが報告されたという。​

​仮想通貨脆弱性が多数発見される

​CryptoGlobeの報道によると、2/13~3/13の一ヶ月で合計43もの暗号資産(仮想通貨)バグが検挙されたようだ。

検出された問題点が一番多かった通貨は、時価総額31位のOmiseGo。合計6個のソフトウェア故障が発見されている。

また、時価総額第5位のEOSにも5個のバグが見つかった。EOSは2018年の発売以来、他のネットワークよりもシステムエラーが多いことが不安材料となっている。

その他に脆弱性が見つかった通貨としてはAugur、Tezos、 Monero、ICONがあるが、どれも市場の中で重要な役割を占める通貨である。

システムがオンライン主体であるという特性上、暗号資産(仮想通貨)ネットワークには脆弱性の問題は切っても切れない関係にある。

研究機構も対策としてバグ発見の報奨金などを設置しているが、依然として根本的な解決は難しい状況であることが露呈される結果となった。