以前にも自身をビットコイン創始者であるナカモトサトシを名乗った人物が再び表舞台に出てきた。

その真相に関して、暗号資産(仮想通貨)界で議論の渦が巻きあがるのは間違いないだろう。

​ナカモトサトシを名乗る人物が現れる 仮想通貨界は依然疑問視

オーストラリア人の実業家であるCraig Wright​氏は、自身がビットコイン創始者と言われているナカモトサトシだと主張した。

Craig Wright​氏は、「私は、ビットコインやブロックチェーンをベースとしたシステムに関して誤解された情報が広がってしまったため、私がナカモトサトシだと明言することにした。」と米国商品先物取引委員会のインタビューで答えており、暗号資産(仮想通貨)界に激震が走った。

実はCraig Wright​氏には、自身がナカモトサトシであると主張したが、あるメディアで断定できないと報道された過去にある。

それは今から3年前の2016年3月のことだった。

当時のBBCの記事によると、Craig Wright​氏はナカモトサトシ本人しか知りえないはずの暗号キーを使って改ざん不可能なブロックチェーンに電子署名してみたそうだ。

しかし、同じ報道をしたEconomistの記事の中ではCraig Wright​氏がナカモトサトシだと断定することができないと伝えられている。

これらの報道を境にCraig Wright​氏​に様々な疑問の声や誹謗中傷が殺到。

その後、自身のブログに「I'm sorry」と題した文章を載せ、今後一切ナカモトサトシに対する説明を行わないと述べていた。

しかし、当時から3年の月日が流れた今​Craig Wright​氏​​がまた動き始めた。

​Craig Wright​氏​は本当にナカモトサトシなのだろうか。彼​のこれからの言動に目が離せない。

ナカモトサトシについてはこちら詳しくまとめている。

ビットコインを調べると必ず出てくる謎の人物「ナカモトサトシ」。日本人なのかどうか、そもそも個人名なのかグループ名なのかすら分かっていないこの人物は暗号資産(仮想通貨)にどう関係があるのか?正体と噂される人物は?気になるところを分かりやすくまとめました!