仮想通貨市場は変動小さく今後に警戒

暗号資産(仮想通貨)市場は今日も価格変動が小さい一日となった。

ボリンジャーバンドがかなりスクイーズしており、今後に警戒外必要な相場となっている。

昨日はベネズエラでのビットコインの需要が急増していることを説明したが、さまざまな発展途上国で暗号資産(仮想通貨)取引が活発になっているようだ。

ベネズエラでは個人間取引高過去最高を記録、インドネシアでは一週間で10倍に取引量が増えるなど、暗号資産(仮想通貨)取引の勢いが止まらない。

暗号資産(仮想通貨)の将来にとって非常に好ましい状況にあり、長期的にはさらなる需要拡大が期待できる。 

ビットコインの取引所を介さない個人間の取引が、南米・東南アジアを中心に急拡大している。このような動きが顕著な国では政府による暗号資産(仮想通貨)規制が強化されており、暗号資産(仮想通貨)取引の「抜け道」として人気になっているようだ。

ビットコイン(BTC)


(出典:TradingView BTCJPY 1時間足

2月15日19時現在のビットコインの価格は394,500円となっている。前日同時刻と比べてもほぼ変わりはない。

下落のシナリオとしては黄色ライン(④39.2万円)を割るかにまずは注目だ。

ここを割るようであれば次はオレンジライン(③38.4万円)まで下落していくであろう。そこも割り込むようであれば、ライン(②37.7万円)・黄緑ラインライン(①36.5万円)まで落ちて行くであろう。

上昇のシナリオとしては青色の長期レジスタンスライン(⑥)をブレイクするかに注目である。

直近でこれより上のレジスタンスラインが存在しないため、青ライン(⑥)を破ればかなり大きな上昇とトレンド転換を期待できる

ひとまずの上昇の目安は44.1万円付近であろう。

2月15日19時現在のビットコインの価格は394,500円となっている。前日同時刻と比べてもほぼ変わりはない。

リップル(XRP)


(出典:TradingView XRP/USD 1時間足

2月15日19時現在のリップルの価格は0.308ドル(34.01円)となっている。前日同時刻と比べてもあまり価格に変化はない。

下落のシナリオとしては、0.305ドルの青ライン(②)を下割れするかに注目である。ここを割れば次は0.294ドル(32.29円)の紫ライン(①)まで下落する可能性が高い。

上昇のシナリオとしては、0.318ドル(34.93円)の黄緑ライン(③)をブレイク出来るかに注目である。ここをブレイク出来れば次は0.325ドル(35.70円)の水色ライン(①)まで上昇するであろう。もし水色ラインもブレイクする状況となれば、最大で0.342ドル(37.84円)まで上昇するであろう。

ここから青ライン(②)反発して一気に黄緑ライン(③)をブレイクする可能性も否定はできない。

2月15日19時現在のリップルの価格は0.308ドル(34.01円)となっている。前日同時刻と比べてもあまり価格に変化はない。

イーサリアム(ETH)

(出典:TradingView ETH/USD 1時間足

2月15日20時現在のイーサリアム(ETH)の価格は124ドル(13,800円)となっている。

下落のシナリオとしては紫のサポートライン・オレンジライン(③118ドル:13,054円)を割るかに注目である。そこを割れれば赤ライン(⑤107ドル:11,837円)まで下落するであろう。

上昇のシナリオとしては水色の長期レジスタンスライン(②)をブレイク出来るかに注目である。そこを突破することができれば140ドル(①ピンクライン:15,488円)まで上昇する可能性も出てくる。


ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。