仮想通貨は今日の夜にかけて山場か

ここ最近の暗号資産(仮想通貨)市場は値動きが少ない日が続いており、今日の夜にかけて大きく価格が変動する可能性がある。

値動きが少ない理由として、中国が旧正月に入ったということが挙げられる。

真偽を確証することはできないが、少なからず相場への影響が出てきそうである。

ビットコインは、大幅上昇の可能性が高いが、場合によっては年内最安値、そして去年の安値を更新する可能性も出てきている。  

暗号資産(仮想通貨)調査企業Diar社は取引所の暗号資産(仮想通貨)取引高が2017年以降最低記録を更新したと発表した。取引高の低下は暗号資産(仮想通貨)価格の乱高下を呼び起こす可能性があり、今後の市場における不安材料になりかねない。

中国は翌2月5日に旧暦の正月を迎え、現在は休日が続いている。価格への影響は少なそうであるが、取引高が減少する可能性が考えられる。

各通貨値動きは少ないことに変わりはないのだが、値動きにはそれぞれの特徴がある。

テクニカル分析で詳しく見ていこう。

ビットコイン(BTC)


(出典:TradingView BTCJPY 1時間足

5日19時現在のビットコイン(BTC)価格は376,200円となっている。前日同時刻の価格と比べて+0.5%の上昇となっている。

上昇のシナリオとしては、このままオレンジライン抜けて次は38万円(赤ライン)まで上昇する展開となるであろう。38万円も突破することがあれば、次は39万円まで上昇する可能性がある。

下落のシナリオとしては、この一時的なブレイクが騙しの展開となりここから再びオレンジラインを割り込めば下落の合図となるだろう。 

5日19時現在のビットコイン(BTC)価格は376,200円となっている。前日同時刻の価格と比べて+0.5%の上昇となっている。

イーサリアム(ETh)

(出典:TradingView ETH/USD 1時間足

イーサリアム(ETH)の2月5日17時の価格は11,921円。前日同時刻比+0.03%の上昇となった。

下落のシナリオとしてはオレンジのサポートライン・赤ライン(107ドル:11,654円)を割れる展開となれば下落していくことになるであろう。下落の目安としては100ドル(10,891円)付近であろう。

上昇のシナリオとしては水色ライン(112ドル:12,198円)を抜ければ、そのまま上昇する可能性が高い。その次の目安ラインはピンクライン(116ドル:12,634円)青ライン(120ドル:13,070円)となるであろう。

イーサリアム(ETH)の2月5日17時の価格は11,920.64円。前日同時刻比+0.03%の上昇となった。

リップル(XRP)

 

(出典:TradingView XRP/USD 1時間足

2月5日18時現在、暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の価格は0.300ドル(32.68円)。前日同時刻比で、-1.9%の下落となっている。

下落のシナリオとしては、青ライン(0.3ドル:32.87円)を明確に割ったのち、直近安値ラインのオレンジライン(0.285ドル:31.1円)まで下落する可能性が高い。

上昇のシナリオとしては、黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)をブレイク出来れば、水色ライン(0.325ドル:35.4円)・ピンクライン(ドル:37.36円)と順に上昇していく可能性が高い。

2月5日18時現在、暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の価格は0.300ドル(32.68円)。前日同時刻比で、-1.9%の下落となっている。

ビットコインキャッシュ(BCH)

(出典:TradingView BCH/USD 1時間足

5日17時時点でのビットコインキャッシュ(BCH)価格は12,902円。前日同時刻比で+0.3%の価格上昇となった。

ビットコインキャッシュは水色ライン(117ドル:12,864円)付近での攻防が続いている。

上昇のシナリオとしてはオレンジライン(120ドル:13,070円)をブレイク出来るかに注目だ。

下落のシナリオとしては水色ラインを割るかに注目し、下落の目安はピンクライン(111ドル:12,089円)となる。

5日17時時点でのビットコインキャッシュ(BCH)価格は12,902円。前日同時刻比で+0.3%の価格上昇となった。4日午前から同じ価格帯で推移しており、レンジ相場に突入する見込みも高い。