​仮想通貨ビットコイン、前日価格比6.6%上昇も大幅下落の可能性あり

暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格は、12月29日21時で428,381円であった。前日同時刻比+6.6%の上昇​となった。

29日の0時に大幅に上昇したあとは、43万円付近での推移が続いている。


ビットコインは、ダブルトップ形成でネックライン(赤)を割ったあとに、大きく価格落としたものの、長期で意識されているライン(緑)にて反発した。

その後、現在は20日と24日がダブルトップとなったネックライン(赤)にて、押し目をつけて反発している状況である。

ビットコインの相場でよく見られる、三尊やダブルトップを形成したあと一度ネックラインに押し目をつけて暴落のパターンに当てはまるため、下目線のトレードが良いだろう。

(出典:Trading View)


BitfinexのLong&Short比を確認すると、18日にロングポジションの数がショートポジションの数に肉薄するも、その後は依然としてショートポジションが多い状況が続いている。

依然として、市場は下目線であることが判断できる。

ビットコインが今後大きく価格を上昇させるためには、セリングクライマックス(=大底)が来ることが必要である。

セリングクライマックスとなるにはショートが一気に大量に焼き切られる必要があるため、未だ底ではない。今後さらなる下落の覚悟が必要だろう。

年末に向けて一層厳しい暗号資産(仮想通貨)市場となっている。