中国北京の規制当局、NFT の投機及び違法な資金調達について警告を行う

北京の市場規制当局が、NFTの投機、及び違法な資金調達・詐欺行為について警告を行った。

今週火曜日に発行された通知によると、北京市市場監督管理局は、NFT等に関連するプロジェクトの多くが投機的要素を含んでおり、リスクの高い投資に注意を払うよう促しているという。

「違法な資金調達活動の新しいパターンに注意を払い、誇大宣伝や憶測に影響されないようにしてください。」

中国は、2021年に仮想通貨取引を禁止したものの、NFTに関する対応については未だ明確にしていない。実際、中国版インスタグラムとも呼ばれる人気のソーシャルメディアプラットフォーム「Xiaohongshu」、「Little Red Book」は、レイヤー1のパブリックブロックチェーンであるConflux Networkとの提携により、「R-Space」と呼ばれるNFTセクションを開発している。

また、国が支援するブロックチェーンインフラBlockchain-based Service Networkの開発者であるRed Date Technologyの責任者Yifan He氏は、「中国の規制当局は、いわゆる無許可の資本プールと中国のNFT取引プラットフォームを伴うビジネスに対して特に厳格に対応している」と述べている。

中国各当局によるNFTに関連する動き

先月、中国南部で人気の観光地である海南省が、デジタル収集品の監視を強化することを約束しつつ、同局は「デジタル収集品には詐欺、マネーロンダリング、違法な資金調達のリスクが伴う」と指摘した。

さらに10月には、河南省東部のShangqui市警察が、デジタル収集品を介してインターネット詐欺を行った疑いで8人を逮捕したことを発表。かかる詐欺事犯における被害額は265万元(391,000ドル)以上にのぼるとみられていた。

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この記事は「Beijing regulator warns about NFT speculation, illegal fundraising. Crackdown coming?」を参考にしています。