FTXの債権者にはApple、Netflix、Coinbaseが含まれていることが、裁判所文書で明らかになった。

FTXの債権者にはApple、Netflix、Coinbaseが含まれている

倒産した仮想通貨取引所FTXの財務アドバイザーは、水曜日遅くに裁判所に提出した書類で、同社の機関債権者の完全なリストをついに明らかにした。

この書類には、FTXが資金を借りている企業の名前が記載されており、取引所の破産に巻き込まれた企業の広範な情報を提供している。

アルファベット順に並べられ、100ページ以上あるこの書類には、AppleからWeWorkまでのハイテク企業や、Wall Street JournalやCoinDeskなどのメディアが掲載されており、FTXの破綻がどれだけの影響を及ぼしているかがわかる。

このリストには、債権者リストの各企業が負っている具体的な金額や、個々の顧客に関わる特定の情報は含まれていない

また、リストに掲載されていても、その企業がFTXに取引口座を持っているとは限らない

以前、裁判資料では、FTXは上位50社の債権者だけで31億ドル(約4030億円)の借金があることが明らかになったが、具体的な名前は言及されなかった。

今回の具体的な提出書類では、FTXの上位10社の債権者だけでも、それぞれ1億ドル(約130億円)以上の無担保債権があることが明らかにされた。

リストにはコインベース、バイナンス・キャピタル・マネジメント、Chainalysis、Yuga Labs、Doodles、シルバーゲート銀行など、デジタル資産業界出身の企業が多数含まれている。

昨年、ポリゴンベースのNFTアバターをプラットフォーム上で展開したRedditも、債権者として名を連ねている。

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