バイナンスは以前、同社の企業保有資金は別口座に記録されており、プルーフ・オブ・リザーブの計算の一部を構成すべきではないと述べていた。

仮想通貨取引所バイナンス、トークン担保とユーザー資金を「ミス」で同じウォレットに保有

大手仮想通貨取引所バイナンスは、一部の顧客資金を一部の自社トークンの担保と誤って同じウォレットに保管していることを認めたと報じられている。

発覚後、バイナンスは問題の資産を担保専用ウォレットに移す作業を開始した。

バイナンスは、バイナンスが製造した一部のトークン（B-Token）の担保を、誤って顧客資産も保有するウォレットに入れたと、ブルームバーグが1月24日に報じた。

月曜日、バイナンスはB-トークンの担保証明を公開し、バイナンスが発行した全94トークンの情報を提供した。

同社は以前、B-Tokenは常に完全に担保され、1対1でバックアップされていることを強調している。

担保証明によると、Binanceの全B-Tokenのほぼ50%の引当金は、現在 "Binance 8 "と呼ばれる単一のウォレットに保管されている。

このウォレットには、バイナンスが発行したB-Tokenの量に必要な量よりもかなり多くのトークンが準備金として保管されている。

このことは、バイナンスがそのような資産を別々に保管するのではなく、顧客のコインと担保を混同していたことを示唆していると言われている。

この問題バイナンス自身のウォレットガイドラインに矛盾する

この問題はB-Tokenにのみ関連しているにもかかわらず、このようなウォレット管理システムは、明らかにバイナンス自身のウォレットガイドラインに矛盾することになる。

バイナンスの準備金証明（PoR）ページによると、取引所の企業保有分は別口座に記録され、準備金証明の計算の一部にはなっていないとのことだ。

バイナンスはこう述べている。

「ユーザーが1ビットコインを入金すると、バイナンスの準備金は少なくとも1ビットコイン増加し、クライアントの資金が完全にバックアップされることを保証している。。これには、完全に別の台帳に保管されているバイナンスの企業保有分は含まれていないことに注意することが重要だ。」

ブルームバーグによると、バイナンスは、誤って自社の準備金に混じってB-tokenを保管していることを認め、すぐに問題を解決するために最善を尽くしているとのことだ。

＼無料アプリを使って／

仮想通貨のニュースを逃さずチェック