マネックス証券の松本CEOは、マーケットの競争が少なくなれば「非常に良いこと」だと述べた。

マネックス証券がFTXジャパンの買収を検討

FTXジャパンは売りに出された4つのFTX資産の1つで、東京に本社を置くオンライン証券会社、マネックスグループの目に留まった。

マネックス証券CEOの松本氏は、主要メディアであるブルームバーグとのインタビューで、FTXジャパンに関心を抱いていると述べ、日本市場内の競争が少なくなれば、同社にとって「非常に良いこと」であると表明した。

松本氏はまた、企業がデジタル資産への投資やマーケティングキャンペーンにNFTの使用を検討していることが考えられるため、日本国内の仮想通貨市場は多くの可能性を秘めていると強調した。

マネックス証券は、そのような時期が来たときに、国内のプレーヤーにとって数少ない選択肢の1つになることを目指したいとCEOは述べている。

マネックス証券は、日本のビットコイン財布・取引所サービスであるコインチェックの過半数も保有しており、昨年、ナスダックに仮想通貨取引所を上場させる意向を表明している。

松本氏によると、コインチェックをナスダックに上場する計画に変更はないとのことだ。

FTXジャパンは、FTXの破産手続きの中で売却が承認されている

FTXジャパンは、破産手続きの中で売却が承認されたFTXの4つの資産のうちの1つである。

他の資産には、株式清算プラットフォーム「Embed」、デリバティブプラットフォーム「LedgerX」、取引所のヨーロッパ拠点「FTX Europe」が含まれる。

裁判所は、購入に関心を持つ者が適切な調査を行い、売却対象資産を調べることを許可している。

FTXの資産に目をつけているのはマネックス証券だけではない。

1月10日、裁判所への提出書類により、袂を分かった取引所の資産の購入に関心を示した事業者が約117社あることが確認された。

この情報によると、41の買い手がFTXジャパンに注目している。

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