ドナルド・トランプ氏の会社の会計事務所だったMazarsは、最近BinanceのPoRの監査に雇われており、KuCoinの準備金を検証することになった。
仮想通貨取引所KuCoinは、国際的な会計事務所Mazarsを雇い、同社の準備金証明(PoR)の第三者監査を行っている。
12月5日の発表によると、この検証により、ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)、およびステーブルコインのテザーと米ドルコインに関するメイン、トレード、マージン、ロボット、契約口座の詳細とともに、対象資産が担保されているかどうかの透明性と報告が取引所の顧客に提供されることになる。
このレポートは、数週間以内にKuCoinの公式サイトで公開される予定だ。
KuCoinのCEOであるJohnny Lyu氏は、この動きはユーザーの資金に関する透明性を提供するための取引所の取り組みにおける次のステップであると述べている。
また、KuCoinのパートナーであるWiehann Olivier氏は、次のように指摘した。
「最近の出来事の後、業界ではさらなる透明性が切実に求められており、KuCoinや他の国際的な仮想通貨取引所に対するMazarsのPoRサービスの提供が、透明性を通じて信頼を築く助けとなると確信している。」
パリに本社を置く国際会計事務所は、以前はドナルド・トランプ前米国大統領の会社で仕事をしていた。報道によると、同法人は2022年にトランプ氏とその家族との関係を断ち切った。
KuCoinは、12月12日までに米国上院議員Ron Wyden氏によって消費者保護に関する情報を提供するよう要求された6つの仮想通貨企業のうちの1つだ。
Wyden氏はBinance、Coinbase、Bitfinex、Gemini、Kraken、KuCoinに子会社、消費者資産の保護措置、顧客データの使用、市場操作に対する予防措置に関する情報を要求した。
上院議員は、FTXに資金を持つ仮想通貨ユーザーは、連邦預金保険公社や証券投資家保護公社の下で銀行や登録ブローカーが提供するような「保護がない」と主張している。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer