Solanaのデータによると、設定ミスしたノードが原因でSolanaネットワークが取引処理を停止し、オフラインになった。
これは人気のブロックチェーンにとって、同月の大半に部分的な停止が相次いだ1月以来4度目の大規模な停止である。
人気のブロックチェーンは、1月の一連の部分的な停止を含め、今年に入ってから数回の停止や取引停止に見舞われている。
今回の停止は、昨年9月の約18時間に及ぶ停止から1年後のことになる。
一方、仮想通貨の冬の到来により、時価総額9位のコインであるSOLは2022年に81%下落した。
日本時間10月2日午前9時1分、ソラナ財団が運営するソラナステータスサイトは、ネットワークに「パフォーマンスの低下が生じた」と投稿し、ソラナ開発者が問題の診断に取り組んでいることを明らかにした。
その直後、Solanaはネットワークが「停止しており、トランザクションを処理していない」と投稿した。
The Solana network is experiencing an outage and not processing transactions. Developers across the ecosystem are working on diagnosing the issue and to restart the network. More information will be provided as it becomes available.
— Solana Status (@SolanaStatus) October 1, 2022
「それは誤設定されたノードがネットワークで回復不可能なパーティションを引き起こしたようだ」とStakewiz.comの背後にあるSolana検証者は、この事件についてつぶやいた。
「あるバリデータが重複したバリデータインスタンスを実行していた。つまり、ブロックを生成する順番が回ってきたとき、同じスロットに対してそれぞれのインスタンスから1つずつ生成したのだ。ある検証者は1つのブロックを見て、ある検証者は他のブロックを見て、どれが正しいのか合意できなかった。」
Stakewizは、Solanaコードベースがこの問題を処理するはずだったが、何らかの不明な理由で、回復不可能なパーティションやフォークが発生したと述べた。
彼らは、この設定ミスは事故であり、「おそらくノードのフェイルオーバー設定に失敗した」と考えている。
開発者は、最後に確認されたスロット、153139220でSolanaメインネットネットワークを再起動させた。
記事執筆時点で再起動は49%完了しており、Solanaは2時間45分停止していた。
Solana Labsは今回の障害について、コメントに応じていない。
「イーサリアムキラー」と喧伝されるスマートコントラクトブロックチェーンの1つであるSolanaは、NFT、および分散型アプリケーションの鋳造に人気のブロックチェーンだ。
しかし、今後も成長を続け、イーサリアムに対抗するには、ネットワークを維持する必要がある。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer