EUMarkets in Crypto Assets (MiCA) 法の最終案では、Non Fungible Token (NFT) とアルゴリズム型ステーブルコインをその規制対象にしようとしている。

アルゴリズム型ステーブルコインを規制対象に

920日付けの法案草案によると、EU当局は同法に対して「形式より実質」のアプローチを取るよう求められており、BAYCBored ApesCrypoPunksなどのNFTが近いうちにMiCA規制の下で証券として認識される可能性があることが示唆されている。

6月下旬、EU加盟国は、仮想通貨資産プロバイダー(CASP)、ステーブルコイン、ウォレットを範囲として議論し、さらなる協議の余地を与えるためにNFTを除外した暫定的なMiCA規制を可決した。

TerraUSDUST)のクラッシュの後に登場したこのルールブックは、アルゴリズム型ステーブルコインを追加し、ステーブルコイン発行者に、債務超過の場合に完全なユーザー保護を保証するために十分な流動性準備金を積み上げることを要求している。

今週の最終案では、EUアルゴリズム型ステーブルコインを他の非アルゴリズム型ステーブルコインと同様に規制するよう働きかけている。

すべてのステーブルコインは「安定した価値を維持する仕組みを含め、発行者がどのように仮想通貨を設計しようとするかにかかわらず」Mica規制の対象となるようだ。

1つまたは複数の資産を参照することによって仮想通貨の価値を安定させることを目的とせず、アルゴリズム型仮想通貨の取引への参入を求める者または事業者は、いかなる場合でも、本規則の第II章を遵守すべきである。」と、草案には書かれている。

NFTを証券として扱う可能性も

草案はまた、NFTを証券として規制することも求めている。

これまでNFTをどのように分類すべきかについては、その非代替性という性質から、資産にのみ分類され、証券には分類されないとする一部の派閥との間で対立が起きていた。

しかし、NFTの複製を複数作成し、複数の人が1つのNFTを所有できるようにするフラクショナル化の台頭により、規制当局は従来の証券との類似点を指摘するようになった。

最終案によると、「非代替性トークンとして大規模なシリーズまたはコレクションで暗号資産を発行することは、その流動性の指標として考慮されるべきである」とあり、分数化されたNFTの発行者が証券法上の責任を負う可能性があることを示唆している。

この規定は、NFTの発行者が「非代替性」のベールをかぶって金融業務を隠蔽することをやめさせようとするEU当局の試みと見られている。

最終的な草案が完成し、次のステップでは、弁護士による文章の吟味が行われる。

その後、加盟国による最終投票でMiCA規制が発効される。

MiCAの主な目的は、仮想通貨やその他のデジタル資産に関するUE市場の調和、規制の確実性の向上、消費者保護の改善、金融安定性の強化となっている。

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