上場ブロックチェーンサービス企業Eqonex Limited(EQOS)は月曜日、取引量の減少、"激しい市場競争、低マージン "を理由に、仮想通貨取引所事業を閉鎖すると発表した。
Eqonexの仮想通貨取引所は8月22日に閉鎖される。
このため、顧客は1週間以内にデリバティブ取引のポジションを決済する必要があり、その後、同プラットフォームでの取引はすべて停止される。
また、同取引所の顧客は、9月14日午前8時(UST)まで、仮想通貨を外部ウォレットに出金することができる。
この間、すべての出金手数料は無料になるという。
一方、出金できない同取引所のネイティブトークンEQOは、直ちに取引を停止した。
保有者には、EQOの残高に関する詳細について直接連絡する。
EqonexのCEOであるJonathan Farnell氏は声明の中で、「取引所を閉鎖することで、当社の事業を大幅に簡素化し、焦点を絞り、リソースを解放し、最も可能性のある市場分野を積極的に狙う能力を備えた、より効率的な組織として運営できるようになる。」と述べている。
Farnell氏は、3月にEqonexに入社する前、Binanceの英国事業責任者を務めていた。
ナスダック上場のEqonexは、わずか6カ月後にビットコインとイーサリアムの史上最高値更新で最高潮に達した仮想通貨市場の急成長期に、2020年7月に仮想通貨取引所を立ち上げた。
10月には、ナスダックに上場している親会社を持つ最初の仮想通貨取引所となった。
同社は2021年6月に30日以内に50億ドル(約6800億円)の取引量を達成したことを祝い、当時、取引所にとってそこから「上昇するのみ」であることを示唆した。
しかし、それは当時のことであり、今は仮想通貨市場が数カ月にわたる弱気相場に陥っている。
同社は現在、カストディアンおよびアセットマネジメント事業であるDigivaultにリソースを振り向ける予定だ。
同社によると、資産管理は2021年に英国の金融行動監視機構から承認を受けた最初の仮想通貨カストディプロバイダーとなっている。
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著者: CoinPartner 編集部 News_writer