イーサリアム(ETH)市場への機関投資家参入増加か、価格も回復の兆し

Merge が近づくにつれ、イーサリアム(ETH)市場には機関投資家の流入が増加傾向にある。CoinShares が報告している。
具体的には、先週ETH市場への流入が1,630万ドルにまで伸びたといい、これは機関投資家による参入が大きな要因と考えられるようだ。

イーサリアムと機関投資家との関係について、CoinSharesの研究責任者James Butterfill氏は、以下のように述べた。

「現在のETH市場への流入は、PoSブロックチェーンネットワークへの新しい移行と密接に関連していると考えられます。その詳細が明らかになりつつあり、投資家からのイーサリアムや新しいネットワークへの安定した移行に対する…注目は高まっています。」

同報告によると、イーサリアムは7週で合計1億5,900万ドルもの流入に近づいているという。

「イーサリアムは1,600万ドルの流入を記録し、7週間連続で合計1億5,900ドルの流入を享受しています。このような投資家心理の好転は、Mergeのタイミングがより明確になったためだと考えられます。」

その影響はETH価格にもあらわれており、ETHは過去7日間で約7.7%もの成長を記録した。
その他、ビットコイン(BTC)価格も2.1%の上昇を記録するなど、仮想通貨市場全体にとって追い風になりつつあると考えられるところ、引き続き業界全体の動向に注目していきたい。

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この記事は「Ethereum Products Are Attracting Institutional Inflows as Merge Gets Closer」を参考にしています。