テスラCEOのイーロン・マスク氏は、ソーシャルメディア企業に対する反訴で、Twitterを詐欺行為で訴えた

Twitterはマスク氏の反訴に対して一連の反論を提出し、オンライン広告システムの仕組みを誤って説明していると非難している。

イーロン・マスク氏とTwitterの法廷闘争が激化

プラットフォーム買収契約を打ち切ったとしてツイッターが提訴した後、テスラとスペースXCEOイーロン・マスク氏は反訴を起こした。

木曜日に提出され、金曜日に公開されたマスク氏の反訴状には、次のように書かれている。

「この訴訟は、Twitterがマスク氏に対して、会社の状態や、Twitterがプラットフォームのユーザー数を評価するために使用している「重要な指標」について、誤った説明をしていたことに起因している。」

Twitterは、数億のデイリーアクティブユーザー(mDAU)と称する数字に注目し、同社の将来性について投資家を欺く計画の一環として、同社のプラットフォーム上の偽アカウントやスパムアカウントの数を誤ってカウントしていた」と、マスク氏は主張している。

Twitterの不実表示と契約違反の件に関して、訴訟を終了させるよう裁判所に求める一方、そのような結果の重大な不公平からの救済を求めている。」とマスク氏の弁護士は、詳しく説明した。

Twitterは反論し、Binanceなどを召喚

Twitterはマスク氏の反訴に対して反論を提出した。

「彼の主張は事実誤認であり、法的にも不十分であり、商業的にも無関係だ。デラウェア州大法院での裁判に期待する。」とTwitterは述べている。

またTwitterは、テスラCEOに対する訴訟の一環として、仮想通貨取引所Binanceと、マスク氏のアドバイザーや融資希望者十数名を召喚している。

マスク氏は5月、Binanceを含む18社からTwitter買収のための資金を確保したことを明らかにしていた。

マスク氏は先月、ソーシャルメディアの巨人を買収する契約を正式に打ち切り、「Twitterはその契約の複数の条項に重大な違反をしている」と主張している。

億万長者の弁護士は、Twitterが「実質的に不正確な表現」をしていると指摘し、特に同社のmDAUは虚偽またはスパムアカウントが5%未満であるというTwitterの主張を批判した。

Twitterはこれに対し、先月にマスク氏を提訴し、テスラの社長に買収取引を実行させた。

「マスク氏は、署名した取引がもはや彼の個人的な利益にならないため、Twitterとその株主に対する義務を果たすことを拒否している」と主張している。

この訴訟は1017日に裁判が行われる予定だ。

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