リップルのCEO(最高経営責任者)は、SEC(米国証券取引委員会)が起こした訴訟の将来の結果についての見解を共有した。
SECは、過去に未登録の証券であるXRPを販売したとリップルを訴えた。

リップルとSECの争い

リップルのCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は、SECがXRPをめぐって起こした訴訟について、Collision2022イベントでのAxiosとのインタビューで見解を発表した。

SECは、2020年12月にリップルラボ、ブラッド・ガーリングハウス氏、および共同創設者のクリス・ラーセン氏を訴え、XRPの売却は未登録の証券提供であったと主張した。

リップルはSECに同意せず、それ以来、証券規制当局と法廷闘争を繰り広げてきた。

リップルは負けても何も変わらない

インタビュー中に、ブラッド・ガーリングハウス氏は XRPが未登録の証券と見なされた場合にどうなるかを尋ねられた。

ブラッド・ガーリングハウス氏は、

 「リップルがSECに裁判で敗れた場合、XRPはアメリカでのみ未登録の証券と見なされる」こう主張した。

「リップルがケースを失った場合、何か変更はありますか?基本的には現状のままです。リップルは急速に成長している」

SECはアメリカでのみ管轄権を持っている。

「投資家はほとんどのプラットフォームでアメリカでXRPを取引することはできない」と付け加えた。

例えば、コインベースは、SECがリップルに対して訴訟を起こした直後にXRPの取引を停止した。

ガーリングハウス氏はSECに勝てると強調

リップルはSECに対する訴訟に勝てると主張し、ガーリングハウス氏は次のように断言した。

「事実と法律は、リップルの味方だ」

また、ガーリングハウス氏は次のように付け加えた。

「リップルの裁判が業界全体にとってどれほど重要であるかを認識している企業はたくさんある」

4月、リップルの法律顧問であるスチュアート・アルデロティ氏は、次のようにツイートした。

「XRP時価総額の150億ドルは、訴訟が提起された日に破壊され、SECが保護しようとしている人々を傷つけた。」

 

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