米マイクロストラテジーは、この2か月の間に480BTC(約13億円相当)を追加購入した。

今回の買い増しにより、同社が保有するビットコインは合計で12万9699BTCとなった。

弱気相場にもかかわらず、マイクロストラテジーはビットコイン買い増し

米ソフトウェア会社マイクロストラテジーは28日に米証券取引委員会(SEC)へ提出した書類の中で、5月3日から6月28日の間に約480BTCを購入したことを公表した。

マイクロストラテジーは、手数料及び費用を含め、1ビットコインあたり約2万817ドル(約284万円)の平均価格で、約480ビットコインを約1000万ドル(約13.7億円)の現金で取得した。

今回の買い増しにより、同社が保有するビットコインは合計で約12万9699BTCとなった。

2022年6月28日現在、マイクロストラテジーは子会社と共に合計約12万9699ビットコインを保有しており、これらのビットコインは手数料及び費用を含む合計購入価格は39.8億ドル(約5936億円)、1ビットコインあたりの平均購入価格は約3万664ドルで取得された。

マイクロストラテジーは4月初めの時点で12万9218BTCを保有していることを明らかにしているため、4月・5月の2か月間はビットコインの売買を行っていなかったとみられる。

「仮想通貨の冬」とも言われる昨今の弱気相場にもかかわらず、ビットコインを買い増したマイクロストラテジー社。

同社CEOのマイケル・セイラー氏は、先月に「ビットコインは数百万単位になると予想している」と発言するなど、ビットコインに対して強気な姿勢を崩さないことで知られている。

またセイラー氏は発表の前日である27日、SECのゲイリー・ゲンスラー委員長による「ビットコインは商品だ」との発言を受け、「これで政治家や機関、政府は、経済を成長させ、すべての人の財産権と自由を拡大するための技術及びデジタル資産として、ビットコインを支持することができるようになる」と歓迎の意を示している。

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