米スーパーマーケットチェーンが仮想通貨ATMの導入を発表した。

アメリカ国内におけるビットコインATMの数はこの2年間で急増しており、約3.3万台にものぼる。

米最大級のヒスパニック系スーパーが仮想通貨ATMを設置

仮想通貨業界で騒動が相次ぎ、その不安定性が改めて認識されたにもかかわらず、デジタル資産の人気はむしろ高まりを見せている。

そんな昨今の情勢の中、米国最大のヒスパニック系スーパーマーケットチェーンCardenas Marketsが、仮想通貨ATMの導入を発表した。

Cardenas Marketsは仮想通貨ATMを提供しているCoin Cloudと提携し、50銘柄以上の仮想通貨が売買可能なATMを、アリゾナ州・カリフォルニア州・ネバダ州の全店舗に設置する。

売買可能な仮想通貨には、ビットコイン、イーサリアム、カルダノ、ドージコイン、柴犬コインなどが含まれる。

Coin CLoudのCEOクリス・マカラリー氏は、テストとデバッグを行うため、ラスベガスの店舗に最初のATMが設置されると説明した。

Bitcoin ATM Radarが提供する最新のデータによると、アメリカ国内におけるビットコインATM設置数はこの2年間で5倍以上に増えており、総数は約3.3万台にものぼる。

また、Morning Consultが実施した調査では、米成人人口の16%のみを占めるヒスパニック系アメリカ人が、米仮想通貨所有者の24%を占めるということが明らかになっている。

Cardenas MarketsのCOO、Prabach Coswatte氏は、仮想通貨ATMの導入を顧客のニーズを満たす「独自のソリューション」と表現した。

Coin CloudのDSMネットワークを通じて、お客様に仮想通貨機能を提供できることを嬉しく思う。この独自のソリューションを通じ、特にこんにちのデジタルワールドにおいて、お客様の高まる要求に応えるという約束を果たし続ける。

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