米国の仮想通貨取引所バイナンスUSは、米ドルでビットコインを売買する際の手数料を無料にすることになった。

ビットコイン取引手数料を撤廃

今回の決定にはUSDTUSDCBUSDという上位3つのステーブルコインのビットコイン取引における手数料の撤廃も含まれている。

これらのステーブルコインは、米ドル準備金やその他の流動性の高い金融商品を使って米ドルにペグされている。

バイナンスUSCEOであるシュローダー氏は「この変更は、我々の業界における手数料の取り組み方に革命を起こし、仮想通貨の入手を容易にし、我々の市場や顧客をサポートする良い機会である」と述べた。

これにより、バイナンスUS複数のビットコイン取引ペアの取引手数料を廃止した、米国で最初の仮想通貨取引所となった。

主要なビジネスモデルが手数料に依存している業界にとって、手数料撤廃は衝撃的なことだ。

特に毎日大量に取引されるビットコインとUSDTであることを考慮すると、明らかに正攻法ではない決定と言える。

米国でのシェア拡大を狙うバイナンス

しかし、最近のバイナンスUSの動きを見ると、異例と思われる行動は今回が初めてではない。

現在の弱気市場にもかかわらず、バイナンスは2,000名以上の求人を発表している。

おそらくコインベースなどの競合他社から退社した(又はまだ入社していない)業界トップの人材を獲得するための努力であると見られる。

バイナンスは世界最大の仮想通貨取引所だが、米国での人気はコインベースに軍配が上がる。

とはいえ、ビットコイン取引手数料の撤廃のような大胆な動きは、より多くの投資家を引きつける可能性があるだろう。

今後も取引手数料の下落は続く

ビットコイン決済アプリのStrikeは昨年、ビットコイン購入時の手数料を0.3%に引き下げ、バイナンスと同様のアプローチをとった。

CEOのマラーズ氏は2021年のインタビューで、これが自社の長期的な最善のアプローチであると考えた理由を説明した。

「最安値への競争だ」とマラーズ氏は言い、将来の競合他社は単に手数料をどんどん下げていくだけだと主張する。

「これは、株式市場でも同じことが言える。今、株式の取引は無料である。それがRobinhood(手数料無料の投資アプリ)というわけだ。」

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