ジャマイカ中銀総裁は、仮想通貨を「適切な支払手段」とは考えていないことを明らかにした。

仮想通貨は価値が十分に安定しているとは言えないため、支払手段ではなく投資手段と見なしているという。

仮想通貨の価値は「予測不可能」と警告

ジャマイカの中央銀行総裁であるリチャード・バイルズ氏は、仮想通貨の価値の予測不可能な性質について改めて周知し、仮想通貨を使用している人・使用を計画している人に対し、慎重になるよう注意を呼び掛けた。

私たちは時間をかけて、(仮想通貨の)価値が上下し得ること、そして時に不安定に変動する可能性があることを警告している。

バイルズ氏はまた、「価値が支払手段として十分な安定性を持たない」ため、仮想通貨は支払手段ではなく投資手段であると主張した。

つまり、もしあなたが、あるいは仮想通貨を理解できる洗練された投資家であるのなら、どうぞ使ってみるといい。しかし、私たちは仮想通貨が取引や支払いに適した通貨とは考えていない。

ジャマイカ中銀の支払システム・政策担当ディレクターのマリオ・グリフィス氏は、銀行が仮想通貨に関する注意喚起の声明を繰り返し発表していることを伝えている。

2018年の2月や昨年7月もそうしたし、今年もそうする予定だ。仮想通貨を保有する者に対して、リスクの存在と、そのリスクを自身が背負っているということを指摘するだけだ。

ジャマイカ中銀はCBDCを推奨

バイルズ氏が仮想通貨による支払いについて警告した背景には、ジャマイカ中銀が導入を目指すCBDC(中央銀行が発行する法定通貨建てのデジタル通貨)、「JAM-DEX」の存在がある。

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の価値は市場の状況によって変わるが、CBDCはデジタル形式の法定通貨であるため、その価値は容易には変動しない。

バイルズ氏はCBDCの価値は安定的だとして、ジャマイカ中銀がCBDCのみを推奨していることを強調した。

今日あなたのポケットにあるドルは、明日もあなたのポケットにある。仮想通貨のように市場で上下することはない。

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