バイナンスがフランスで正式に認可

フランス金融市場庁(AMF)が、世界最大級の仮想通貨取引所であるバイナンスに対し、仮想通貨サービスプロバイダーとしてライセンスを付与した。
当局は5月4日付で同社に対してライセンスを付与しており、バイナンスは今後フランスで仮想通貨取引所の運営・カストディ業務・仮想通貨の法定通貨での売買・仮想通貨同士での交換が可能となる。
同社CEOのChangpeng Zhao氏は、4月にパリで開催された仮想通貨業界カンファレンス「Paris Blockchain Week Summit」の中でフランスに注目していることを明らかにしていた。

フランスは、ヨーロッパでこの業界をリードする非常にユニークな立場にあります。

さらにバイナンスは先月、元AMF幹部のStéphanie Cabossioras氏をバイナンスに引き抜いたことに加え、パリの世界最大級のインキュベーション施設Station Fに1億ユーロ(約137億円)を投資し、Web3.0分野の企業を支援することを発表している。

そして1年半以上の歳月をかけて承認を得た同社は、現在パリで働いている50人のオフィスを拡張し、エンジニアリングなどのスタッフを招いて最大250人を雇用する予定としている。
昨年から同社は規制の関係でヨーロッパでの仮想通貨の先物・デリバティブ取引の停止や、シンガポールやマレーシアなどの国でサービスを停止するなど厳しい状況が続いており、KYC(本人確認)の強化などを進めて改善を図っている。

この記事を読んだあなたへのおすすめ↓↓↓

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!

>>オンラインサロンの詳細を見る >>Discordから入会する

この記事はTHE BLOCKの「France approves Binance to operate digital asset trading services」を参考にして作られています。