オーストラリアの仮想通貨ファンド代表、7年以上の懲役宣告を受ける

複数の仮想通貨ヘッジファンドを創設したことで知られるStefanHe Qin氏が、7年以上の懲役を宣告された。同氏は、投資家から5,400万ドルを騙取したことで罪に問われていた。

StefanHe Qin氏とは、オーストラリアを拠点に活動する24歳の人物で、2017年から2020年の間に2つの仮想通貨投資ファンドを所有・運営していた。同氏は、クライアントの資産を仮想通貨裁定取引戦略に投資すると説明していたにもかかわらず、2017年以降投資家の資産を複数回に渡って横領していた。その他、虚偽の口座明細書や税務書類を作成・提出するなど、クライアント及び当局に対する欺罔行為を重ねている。

昨今、世界中の規制当局は仮想通貨関連犯罪の抑止に積極的に取り組んでいる。米国証券取引委員会のGary Gensler委員長も、「法規制の隙間が消費者を危険にさらす恐れがある」と強調するなど、法規制明確化の必要性を主張。今後も引き続き、各国規制当局の動向に注目だ。

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この記事は「Aussie crypto fund manager sentenced to 7 years for stealing $54M from investors」を参考にしています。