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全国に50店舗以上もあるビックカメラが、当時まだ怪しいイメージを持たれていたビットコインを、決済手段として認め、ニュースになりました。2017年4月17日に、都内2店舗で試験導入を行い、同年7月にはbitFlyerと提携し、全国全店舗でのビットコイン決済を始めました。そして、12月にはネット通販の「ビックカメラ.COM」での利用も可能になりました。
国内で大きなシェアを誇るビックカメラがビットコインを通貨として認めたことは、仮想通貨のイメージに大きな影響を与えました!
未だ広くは浸透していないビットコイン決済を、なぜビックカメラは採用したのでしょうか?
ビックカメラはこれまでも新たな支払い手段を率先して取り入れてきました。例えば、2005年1月の段階で、既にSuica電子マネーでの支払いを可能としています。今回のビットコイン決済の導入も、そうした先進的な姿勢の一環だと言えます。
ビットコイン決済は訪日観光客に対しては、販売促進効果を持ちます。まだ根強く現金文化が残る日本国内に住む人にとっては馴染みの薄い方法ですが、現金を介さないキャッシュレス決済は外国では広く普及しています。例えば韓国では、クレジットカードをメインに、なんと90%程度がキャッシュレスで決済されています。そうした外国の人にとっては、暗号資産(仮想通貨)での決済は比較的受け入れやすいものだと考えられます。さらに、クレジットカードやデビットカードと比べ、暗号資産(仮想通貨)は中央管理者を持たず、世界中のどことでもだれとでもでシンプルに素早くやりとりできます。
日本も他国に遅れを取らないよう、経済産業省は「未来投資戦略2017」において、現在2割程度のキャッシュレス決済の割合を2027年まで4割程度とすることを目標にしています。今急成長している暗号資産(仮想通貨)は目標を達成するための欠かせない要素の一つになるでしょう。
また、普通、新たな決済手段の導入は、専用の読取機械の設置などコストが伴うものです。しかし、ビットコイン決済の場合、店側はQRコードを提示するだけなのでコストがほぼかかりません。
そうした背景からビックカメラはビットコイン決済を導入したのでしょう。
ビックカメラのWeb通販である「ビックカメラ.COM 」。ビットコインのデータはネットワーク上で管理されているため、ビットコイン決済の利用にWeb通販はとても適しています。実際にビックカメラ.COMでのビットコイン決済を利用してみました!
まず、ビックカメラの提携先であるbitFlyerに登録し、ビットコインを購入します。その方法については、下の記事にまとめられているため、参照してください。
「ビットフライヤーってどうやって登録すればいいんだろう・・・?」と悩んでいませんか?口座開設は登録することが多いし複雑だし、なんだかハードル高く感じちゃいますよね。しかし、もう迷う必要はありません。この記事では、ブラウザとスマホアプリ両方からの登録方法を画像つきでわかりやすく解説しました!これを読みながら登録すれば迷うことなく簡単にビットフライヤーで口座開設ができます。ビットフライヤーの登録・口座開設のお役に立てれば幸いです。この記事を読んだらわかることブラウザ・スマホ両方からの登録方法2段階認証の登録方法ビットフライヤー登録に関するよくあるQ&A また、この段階ですでにビットフライヤーの口座開設に興味のある方は簡単に登録できますので、ぜひ登録してみてください。公式サイトはこちら!目次ビットフライヤー(bitFlyer)に登録しよう!【ブラウザ編】ビットフライヤーの登録方法【スマホアプリ編】ビットフライヤーの登録方法二段階認証のすすめ登録が終わったら実際に暗号資産(仮想通貨)を買ってみよう! ビットフライヤー(bitFlyer)の登録に関するQ&Aビットフライヤー登録のまとめビットフライヤー(bitFlyer)に登録しよう!ビットフライヤーに登録する際のポイント暗号資産(仮想通貨)取引をするには「トレードクラス」になることが必須!口座開設に必要なものはメールアドレス、本人確認書類、銀行口座の3つ登録にかかる日数はおよそ3~5日登録費用や登録継続は完全無料!スマホアプリからも簡単に登録可能! 「ウォレットクラス」と「トレードクラス」サービス一覧ウォレットクラストレードクラス暗号資産(仮想通貨)の預け入れ・送金◯◯暗号資産(仮想通貨)の購入・売却☓◯日本円の出金◯◯bitWireの利用 / ビットコイン決済◯◯bitFlyer
bitFlyerでビットコインを購入できたら、実際にビックカメラ.COMにアクセスしましょう。通常通り商品をカートに入れ、「お支払い方法選択」画面まで行きます。
ここで、「ビットコイン」にチェックします。このまま注文確認を進め、注文完了させると、QRコードが表示されます。
このQRコードをbitFlyerのスマホアプリで読み込む、もしくは下のアドレスを直接打ち込む事で、支払いができます。ここで画像にあるように、有効時間である800秒以内に手続きしないと、自動的にキャンセルとなります。手続きが済んだ後は商品の到着を待つだけです。
日本全国に広がる、ビックカメラの実店舗でのビットコイン決済の利用方法お教えします。といっても、ビットコインを購入することさえできれば、あとは簡単です!どの店舗でもできるので、ぜひ実際に試してみてください。
通販での購入同様、ビックカメラの提携先であるbitFlyerに登録し、ビットコインを購入します。その方法については、下の記事にまとめられているため、参照してください。
「ビットフライヤーってどうやって登録すればいいんだろう・・・?」と悩んでいませんか?口座開設は登録することが多いし複雑だし、なんだかハードル高く感じちゃいますよね。しかし、もう迷う必要はありません。この記事では、ブラウザとスマホアプリ両方からの登録方法を画像つきでわかりやすく解説しました!これを読みながら登録すれば迷うことなく簡単にビットフライヤーで口座開設ができます。ビットフライヤーの登録・口座開設のお役に立てれば幸いです。この記事を読んだらわかることブラウザ・スマホ両方からの登録方法2段階認証の登録方法ビットフライヤー登録に関するよくあるQ&A また、この段階ですでにビットフライヤーの口座開設に興味のある方は簡単に登録できますので、ぜひ登録してみてください。公式サイトはこちら!目次ビットフライヤー(bitFlyer)に登録しよう!【ブラウザ編】ビットフライヤーの登録方法【スマホアプリ編】ビットフライヤーの登録方法二段階認証のすすめ登録が終わったら実際に暗号資産(仮想通貨)を買ってみよう! ビットフライヤー(bitFlyer)の登録に関するQ&Aビットフライヤー登録のまとめビットフライヤー(bitFlyer)に登録しよう!ビットフライヤーに登録する際のポイント暗号資産(仮想通貨)取引をするには「トレードクラス」になることが必須!口座開設に必要なものはメールアドレス、本人確認書類、銀行口座の3つ登録にかかる日数はおよそ3~5日登録費用や登録継続は完全無料!スマホアプリからも簡単に登録可能! 「ウォレットクラス」と「トレードクラス」サービス一覧ウォレットクラストレードクラス暗号資産(仮想通貨)の預け入れ・送金◯◯暗号資産(仮想通貨)の購入・売却☓◯日本円の出金◯◯bitWireの利用 / ビットコイン決済◯◯bitFlyer
普段通り、商品をレジへ持っていき、ビットコイン支払いをしたいことを伝えます。この時、店舗によってビットコイン支払いのできるフロアやレジが限定されていることがあるため、注意して下さい。
店員がQRコードの表示された端末を提示してくれるため、それをbitFlyerのアプリで読み取ります。アプリを開いて、右上のQRコードのマークを押すと、QRコードリーダーが起動されます。アプリからの読み取りと確認が済んだら、支払い完了です。
ビットコインの送信には手数料がかかります。2018年5月現在、bitFlyerにおいては通常、ビットコインの送信に0.0004BTC(1BTC=100万円とすると、400円)の手数料がかかります。しかしながらビックカメラでの決済は、その手数料をビックカメラが全額負担します。つまり、客は通常通り、商品+消費税の支払い金額でいいという事です。デメリットでも述べますが、これはbitFlyerを利用した時のみの話であり、他のウォレットを利用すると買い手が通常の手数料を負担しなければなりません。
家電を買う際、ポイントはとても重要な要素です。嬉しいことに、現金の時と同量のポイントを変わらず受けることができます!
クレジットカードや、電子マネーなどキャッシュレス決済の最大の利点は、そのやりとりの速さにあります。ビットコイン決済では、スマホアプリを開いて、QRコードを読み取るだけです。財布を取り出し、小銭を探し、といった現金支払いと比べて、かなりスムーズな支払い手段と言えます。
ビットコインの価格は、日々大きく変動しています。QRコードを読みとった時点のレートで決済が行われるため、その直前に、今の価格をきちんと確認する必要があります。また、読み取り終了後の価格変動の影響は、bitFlyerが受けることになっています。
ビックカメラにおいては、実店舗では30万円、オンラインショップでは10万円以上の取引ではビットコイン決済を利用することができません。
先ほど、手数料は客が負担しなくても良いと書きましたが、ビックカメラはbitFlyerとの提携でビットコイン決済を導入したため、bitFlyer以外のウォレットから支払おうとすると割高な手数料を客が負担しなければなりません。例えば、Coincheckの送金手数料は0.001BTC(1BTC=100万とすると、1000円)です。日常使いでビットコイン決済を利用しようとした時、これだけの手数料を買い手が負担するとなると、現実的ではないでしょう。現在のビックカメラの決済においては、bitFlyerでの利用を強くおすすめします。
上記のように、送金が速いといったことを除き、他の送金手段と比べてのメリットは薄いです。売り手にとっては、クレジットカード会社や銀行に払う手数料を減らす事が期待できます。ところが買い手にとっては、わざわざ決済のために暗号資産(仮想通貨)を購入し、利用しようと思える程のメリットはなさそうです。
しかし、既にビットコインを持っている人の場合、それを取引所を通じて現金化する手間と手数料を節約できる上、直前までビットコインのまま所有でき投資利益を得られるという点でメリットがあると言えるでしょう。
ビックカメラでのビットコイン決済のある体験談が有名になりました。その話によると、ビットコイン決済で一度支払ったのに上手くいかず、店員にクレジットカードでの再支払いを命じられ、結局二重支払いになったという事でした。もしこれがシステム不具合なら大きな問題ですが、これは導入のかなり初期に起きた事であり、原因として、店員の知識不足が予想されます。
ビックカメラ.COMでの実際の決済画面の画像でも示しましたが、トランザクションの発生が800秒以内に行われないとその取引は自動的にキャンセルされます。そのことをトランザクションの承認だと勘違いした店員が、クレジットカードでの再支払いを命じてしまったが故に起きた人為的ミスではないかと考えられます。
トランザクションとはビットコインが移動したことを記した取引データです。これはQRコードを読み取ったタイミングで発生し、ネットワークを介して別の人に承認されることで、ブロックチェーンに記憶されていきます。今言ったように、QRコードを読み取った時点でトランザクションの発生は行われるため、二重支払いが起きることは本来有り得ません。
ビットコイン決済は、現在、「メガネスーパー」や「H.I.S.」などの有名企業だけでなく、その導入のしやすさから、小規模な飲食店などでも普及しつつあります。
買い手にとってのメリットは薄いと言いましたが、買い手売り手全体で見たらかなりの手数料の削減が期待できます。暗号資産(仮想通貨)の送信の手数料はその金額に依存しません。つまり、大金のやりとりは暗号資産(仮想通貨)という時代が今後くるかもしれません。
売り手がそのメリットを買い手に還元するシステムができれば、暗号資産(仮想通貨)決済は急速に成長するでしょう。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner