テスラの競合企業・DaymakがビットコインとドージコインをマイニングするEVを発売することを発表した。
同社はこの新型EVの支払いに、ビットコイン・イーサリアム・ドージコイン・カルダノを受け付けている。
カナダのEVメーカーDaymakが、今後発売する新型自動車「Spiritus」に仮想通貨のマイニング機能を付けることを発表した。この最新鋭の車は、駐車中にビットコインやドージコインのマイニングを可能にすると伝えられている。
先月テスラはビットコインマイニングに必要なエネルギーを抑えるため、ビットコイン支払いを停止することを明らかにした。この発表を受けてチャートは急落し、大きな波紋を呼んだ。しかしこのような情勢にあって、Daymakはビットコイン・イーサリアム・ドージコイン・カルダノにて予約決済を受け付けると発表した。
3月に開始されたこの車のクラウドファンディングキャンペーンは、すでに3億5,000万ドルを突破している。
このSpiritusには、Daymak Nebula Miner と Nebula Walletと呼ばれる特許出願中の仮想通貨システムが搭載されている。このような機能を備えた車はこれまでになく、歴史上初めてのものとなる。
Daymakの創業者であるAldo Baiocchi氏は” Daymakが描くのは仮想通貨を動力源とする未来である”と語っている。
高速道路の通行料や駐車料金、ドライブスルーでの注文が、その場で直接仮想通貨を使って支払われるような未来を想像しています。オンラインでの請求書や銀行取引も、同じソフトウェアプラットフォームを使って、仮想通貨で支払うことができます。普通の車はガレージに置いておくだけで減価償却されていきますが、Nebula MinerはSpiritusを駐車している間もお金を稼いでくれます。
現在の仮想通貨の動きは、2023年のSpiritusの発売日にはブロックチェーン革命の真っ只中にいることを示しています。その頃には誰もが仮想通貨で支払いをするようになっているでしょう。私たちはそのことを念頭に置いてこの車を作っています。
Spiritusの発売は2023年だが、Daymakは6月1日からプレオーダーを受け付けている。
テスラのCEOであるElon Musk氏は最近、環境問題を理由にビットコインの支払いを停止し、コミュニティからの反発を受けていた。その情勢の中にあって、同じEVメーカーであるDaymak が新たな仮想通貨関連製品を発表したことは非常に興味深い。
EV×マイニングというこの新たな取り組みは業界にどのような影響を与えるのか。また、実際にどれほどの利益をユーザーに届けるのか。2023年の発売を前に、反響や各種最新情報を追っていきたい。
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この記事は、U TODAYの「Tesla Competitor to Launch First Electric Car That Mines Bitcoin and Dogecoin」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi