米マイニング企業のGreenidge Generationが、6月1日からビットコインのマイニングに対してカーボンニュートラルにすることを表明した
ビットコインの環境への影響は以前から指摘されていたが、先日テスラ社がビットコイン支払いの受け入れを停止したことで大きな注目を浴びている。

ビットコインマイニング企業がカーボンニュートラルを発表

米マイニング企業のGreenidge Generationが、6月1日からビットコインのマイニングに対してカーボンニュートラル(排出されるCO2と吸収されるCO2が同じ量)にすることを表明した。
同社は米国の温室効果ガス削減プロジェクトからカーボンオフセットを購入し、ビットコインマイニングによる全ての温室効果ガスの排出を相殺するとしている。
また、マイニングで得た利益の一部を再生可能エネルギープロジェクトに投資することを計画しているとのことだ。
同社のCEOであるJeffrey Kirt氏は、環境に配慮した質の高いビットコインマイニングを続けていくことを表明している。

当社のビットコイン採掘能力はすでに最高クラスであり、何千もの家庭や企業に電力を供給する発電とシームレスに統合されています。
カーボンニュートラルを維持しながら、ビットコインネットワークを保護するための重要なトランザクションや処理サービスを提供できることを実証しています。
私たちは、環境への取り組みをリードし、温室効果ガスの排出を大幅に削減するために他の企業にも協力を呼びかけています。

コインパートナーの見解

世界で環境問題が重要視されている中、テスラ社のビットコイン支払いの受け入れ停止やSquare社のビットコイン購入停止の発表で、ビットコインの環境問題は避けて通れないものとなっている。
そういった中で今回のGreenidge Generationの発表は、環境問題の解決に向けて大きな一歩になると考えられる。
今後も環境に配慮したマイニング企業が増えて、ビットコインのイメージが改善されていくことに期待したい。

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この記事はBitcoin.comの「Bitcoin Mining Operation Greenidge Generation Plans to Be Carbon Neutral Next Month」を参考にして作られています。