リップル(XRP)が、この35カ月で最高水準の週次終値を記録した。 4月4日、仮想通貨取引所Bitstampでリップルは0.63ドル台で週を終えた。2018年5月の終値である0.69ドル台を惜しくも超えることはできなかったが、この数字はこれまでの約3年間のなかで最も高い数値となっている。なお過去の参考として、リップルは2018年1月に週次終値2.70ドルを記録している。
また、リップルは5日からさらに上昇となり、6日9時台には0.945ドル台に到達する大暴騰をみせている。
(参考 TradingViewのXRPUSDチャート 1時間足)
リップルは昨年11月にFlareNetworksのエアドロップに先立って0.79ドル台を記録していたが、まもなくして一気に下落した。下落の最大要因としては、SEC(米証券取引委員会)によるリップル社提訴が挙げられる。この提訴以降、リップル社のいくつかのパートナーや仮想通貨取引所が同社から少し距離を置く事態となった。
一方リップル社はSECに対して徹底抗戦の構えを取っており、訴状の取り下げを求める文面を裁判所へ提出している。現在は7月2日が期限となっている「ディスカバリ(証拠開示手続き)」に向け、当該案件の証拠を相手方から入手する段階となっている。
このような状況にあってもリップル社は精力的に活動を続けている。直近では、マレーシアを拠点とするフィンテックスタートアップTranglo社の株式40%買収や、Uber元幹部を東南アジア責任者として採用するなど、業務拡大の動きは衰えを見せていない。
このような動きも関係してか、XRPはSECの提訴直後は大きく価格を落としたが、年明け以降は比較的安定した推移をみせている。特にこの数日は大きな上昇へと向かっているが、1ドル突破を果たすことができるのかという点に特に目を向けていこう。
弊社CEOの木田が言及している通り、短期的なpumpには十分に気を付ける必要がある。
リップルがトレンド入り!
— 木田陽介|CoinPartner (@yosuke_kida) April 5, 2021
特段ファンダもなく、SECとの訴訟問題も大きな進展は見られません。
本日裁判所で審議が開催されるようです。
短期的なpumpの可能性にも注意しておきましょう。
ここから買いを検討する方は、SECとのやり取りをみながら、慎重に。#リップル #XRP #仮想通貨
上記でも触れている通り、XRPは年明け以降は比較的安定した推移を見せているものの、SEC訴訟という大きな問題を抱えていることには変わりない。
XRPの購入を考えている方は、SECの状況を見ながら慎重な判断が必要になる。
SEC関連のスケジュールは以下記事でまとめているため確認してみてほしい。
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この記事は、U TODAYの「XRP Prints Its Highest Weekly Close in 35 Months as Rally Accelerates」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi