ビットコイン先物プラットフォームBakktが、ビットコインら仮想通貨にも対応した新アプリ「Bakkt App」をアメリカでリリースした。

ユーザーはこのアプリを用いて、ビットコインや各種ポイントをドルに変換し、スターバックスなどでの支払いに使うことができる。

米でビットコイン決済に対応した新アプリがリリース

インターコンチネンタル取引所(ICE)が運営しているビットコイン先物プラットフォームBakktが、新アプリ「Bakkt App」をリリースした。このアプリは、顧客がプラットフォームを通じてビットコインなどの仮想通貨を使いやすくできるよう開発されたものだ。同社はBest Buyやスターバックスなど、いくつかの著名企業と提携している。

本日、@BakktAppを発表しました。これは、#ビットコイン、マイレージ、ギフトカードなどのデジタル資産を、驚くほど使いやすい1つのアプリにまとめた画期的なデジタルウォレットです。

Bakktの声明によると、このアプリは「ビットコインやその他のデジタル資産をひとつのプラットフォームにまとめるデジタルウォレット」として機能する。これにより、ユーザーは所持している諸ポイントを現金に交換したり、主要仮想通貨を支払い方法として使用することができるようになる。

このアプリのリリースにあたり、Bakktの新CEOGavin Michael氏は以下のようにコメントした。

一般の消費者は、ギフトカードやポイント、ビットコインなど、豊富なデジタル資産を保有していますが、それらの価値を適切に追跡・活用するためのツールがありません。我々は、デジタル資産へのアクセスをすべての人に拡大するための一歩として、Bakkt Appを一般に提供できることを嬉しく思います。

特筆するべきポイントとして、このBakkt Appはスターバックスなどの有名企業と連携しているという点が挙げられるだろう。この連携により、Bakkt App内のロイヤルティポイントや各種ポイント、ビットコイン、マイレージなどをドルに変換し、そこからスターバックスカードをチャージすることができるようになる。

「お客様がデジタル資産の価値をドルで解放できるような、ユニークで信頼できる決済体験を開発するため、Bakkt社の意見を聞きながら我々のチームは緊密に協力しました。」 と、スターバックスの担当副社長KarlHebert氏は述べている。

このアプリはリリースに先立って、50万人のユーザーによってテストがなされた。現在は、アメリカのApp StoreGoogle Play Storeからダウンロードをすることができる。

コインパートナーの見解

ビットコインを含めた仮想通貨や各種ポイントを一元管理し、ドルに変換するというアプリは仮想通貨ユーザーにとっても非常に使いやすいツールとなるだろう。気軽にドルへと変えることができることで、「使いやすさ・扱いやすさ」という点での障壁が一段下がることになる。

また、スターバックスなどの身近な有名企業と提携することで、より身近な決済手段としての仮想通貨認知も進むことになる。このように仮想通貨をどれだけ日常生活に落とし込んでいくかが、さらなる普及への重要ポイントとなるだろう。

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この記事は、CryptoPotatoの「Bakkt Has Launched its Bitcoin App and Announced Starbucks Partnership」を参考にして作成されています。