マクロ経済の専門家であるRaoulPal氏が、仮想通貨市場が現在の規模からさらに2倍に爆発しようとしていると述べた。
現在、仮想通貨市場は時価総額で1.8兆ドルを突破し、今なお成長の過程にある。
元Goldman Sachsの役員でもあったRaoul Pal氏は、仮想通貨市場が飛躍的な成長を遂げようとしていることを示唆した。同氏はツイッターで、デジタル資産市場の時価総額が1.8兆ドルを突破したことが今後の火付けになると語り、市場の時価総額が今後2~3カ月の間に2倍になる可能性があるとの見解を示した。
デジタルアセット分野全体の時価総額を見ると、1.8兆ドルを突破したことは一種の大きな出来事のように感じられます。チャートのパターンは、このブレークで加速することを示唆しています。私の予想では、今後2~3ヶ月の間にデジタル資産全体が2倍になると思います。乞うご期待
The market cap of the entire digital asset space feels like the break of $1.8trn is kind of a big deal. The chart pattern suggests acceleration lies ahead on that break. My guess is the whole space doubles in next 2 to 3 months. Let see! pic.twitter.com/125lTVAkNH
— Raoul Pal (@RaoulGMI) March 30, 2021
またYouTubeチャンネル「What Bitcoin Did」でのインタビューの中でPal氏は、時価総額の成長が市場と世界にどのような影響を与えるかを考察している。
時価総額が10兆ドルになると、資産規模としては金と同等になる。市場が拡大し、より多くの参加者が参加できるようになります。(中略)機関投資家にとっては、採用や規制、時価総額がどうなっているかということが重要です。価格は時価総額の増加に応じて変化しますが、もしあなたがBlackRockであれば、時価総額が1兆ドル近くになるまで見向きもしなかったでしょう。
仮想通貨通貨市場の上昇はうなぎ登りとなっているが、チャートを見てみるとその動きは2021年に入ってからが顕著であることがわかる。Teslaによるビットコインへの巨額投資や、諸企業によるビットコイン投資および支払い方法としての採用が大きい要因となっているだろう。また最近では、Morgan StanleyやGoldman Sachsといった金融大手もビットコイン商品のリリースを始めている。
出典:TradingView
全ての要素が相まって年始からすでに時価総額が倍となっていることを考えれば、Raoul Pal氏のさらに2倍という数字も「楽観的すぎる観測」と見ることはできないだろう。諸企業による資金投入が仮想通貨市場の活性化に大きな役割を果たしている今、ビットコインら仮想通貨の価値は今以上に高まり続けていくことが予想される。
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この記事は、THE DAILY HODLの「Entire Crypto Market About To Double in Size According to Macro Guru Raoul Pal – Here’s When」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi