仮想通貨用語を改めて確認!

現在仮想通貨市場は非常に盛り上がっており、それに伴って仮想通貨に関するニュースを目にする機会も増えてきた。
そこで、今回は仮想通貨界でよく用いられる用語いくつかピックアップし改めてその意味を確認しておこうと思う。

FOMO

FOMOとは「Fear Of Missing Out」の頭文字を取った言葉で、直訳すると「取り残されることへの恐れ」という意味になる。
つまり、流行りのものに乗り遅れたくないという人の心情を表した言葉である。

したがって、仮想通貨界隈ではこれから人気が出そうな銘柄や人気が高まっている銘柄に人が群がる際に用いられ、一般的にFOMOが発生すると価格は上昇すると考えられている。

FUD

FUDとは「恐怖(Fear)・不確実性(Uncertainty)・疑い(Doubt)」の3つの言葉の頭文字を取った言葉である。
この3つの言葉からも分かるとおり、FUDはマイナスのイメージを抱かせる言葉の総称ということになる。

したがって、人々の不安をあおるマーケティング戦略のことをFUDと呼ぶ
人は不安や恐怖を感じる対象を無意識に避ける傾向があるため、仮想通貨界におけるFUDは価格の下落につながると考えられている。

半減期(Halving)

半減期とは仮想通貨の採掘(マイニング)報酬が半減する時期を表す言葉である。
英語ではHalveningと表されることもある。

一般的に半減期を迎えるとその通貨の価値は上昇すると考えられていて、ビットコインが昨年5月11日の20時ごろに半減期を迎えた際は、価格は上昇傾向になった。

(参考:TradingView BTCUSDチャート 1時間足チャート)

HODL

この言葉は仮想通貨界隈で用いられるスラングのようなもので、「売らずに持っておく」という意味で使われる。
起源はビットコイントークというプラットフォームで生まれたタイプミスによるものだったようだが、現在では世界中の仮想通貨ユーザーによって使用されているため用語のような扱いを受けている。

Weak hands

直訳すると「弱い手」になることから、FUDなどに惑わされて仮想通貨をHODLせずすぐに手放してしまう仮想通貨初心者を表す言葉として用いられる。
また、単に個人投資家のことを指す場合もあり、その際には対の存在として「Strong hands」で機関投資家が表される。

クジラ(Whale)

クジラとは仮想通貨を大量に所有する投資家を指す言葉である。
大量の通貨を所有しているということは大量の資金を動かせるということにもつながる。
したがって、クジラの動きは市場に大きな影響を与えると考えられ、クジラたちの動向を注視する必要がある。

以上の言葉は仮想通貨に関する国内外どちらの記事を読んでいても頻出する言葉であることに間違いない。
少しでも仮想通貨市場の動向把握に役立てば幸いだ。

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この記事は、Bloombergの「All the Bitcoin Lingo You Need to Know as Crypto Heats Up」を参考にして作成されています。