Morgan Stanleyが米大手銀行で初めてビットコインファンドへのアクセスを提供することがCNBCによって報道された。
このファンドは『Galaxy Digital』・『FS InvestmentsとNYDIGの共同』でそれぞれ運用されるが、リスク管理の観点からこのファンドへのアクセスは富裕層のみに制限されている。
米大手金融会社Morgan Stanleyが、顧客にビットコインファンドへのアクセスを提供する最初の米国の大手銀行になることをCNBCが伝えた。
伝えられるところによると、このファンドは下記の3つとなる。
・Galaxy Digitalによる「Galaxy Bitcoin Fund LP」
・Galaxy Digitalによる「Galaxy Institutional Bitcoin Fund LP」
・FS InvestmentsとNYDIG共同による「FS NYDIG Select Fund」
このMorgan Stanleyの動きは、顧客から仮想通貨へのエクスポージャーを求められたことを受けてのものだ。
しかし、現段階においてこのファンドの対象者は富裕層のみとなっている。Morgan Stanleyは、「積極的なリスク許容度」を持つ200万ドル以上の資産を同行に保有する人、または500万ドル以上を保有する投資会社までにファンドへのアクセスを制限する。また、いずれの場合も、口座の開設から6ヵ月以上経過している必要がある。さらに、資格を得るのに十分な資産を持つ投資家であったとしても、ビットコインへの投資は純資産総額の2.5%までに制限されている。
Morgan Stanleyは、JPMorganやGoldman Sachsらと共に米6大銀行に数えられる名門銀行だ。世界中、また日本国内においても外資系金融企業として広く知られている。今回の試みで、他の米5大銀行(JPMorgan Chase & Co、Bank of America、Citigroup、Wells Fargo、Goldman Sachs)にビットコインファンドという観点では一歩先んじたかたちとなる。
これによりビットコインへの資産流入はさらに加速していくのか。この発表を受けた富裕層がどう動くかが大きなポイントとなっていくだろう。
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この記事は、CNBCの「Morgan Stanley becomes the first big U.S. bank to offer its wealthy clients access to bitcoin funds」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi