世界中のATMで、仮想通貨リップル(XRP)を簡単かつ迅速に購入することが可能となりそうだ。

世界最大規模の仮想通貨ATMメーカーである「General Bytes」が、「世界中の3,000を超えるATMでXRPサポートを開始した」ことを発表した。
これらATMのほとんどが地下鉄駅や大型ショッピングセンターなどに設置されており、仮想通貨リップル(XRP)のさらなる実用性拡大に期待が高まる。

世界最大の仮想通貨ATMメーカーが「リップル(XRP)のサポート開始」を発表、世界中で3,000台超の規模

世界最大規模の仮想通貨ATMメーカー「General Bytes」が、仮想通貨リップル(XRP)のサポート開始を発表した。

先日行われた同社の発表によれば、これらATMは世界中で『3,000台』以上設置されているといい、その多くが地下鉄駅や大型ショッピングセンターなど人々の生活圏内に存在する。
詳細データによると、「現在までにGeneral Bytesは合計3,117台の仮想通貨ATMを提供」しており、「123を超える法定通貨をサポート、16,065,040を超えるトランザクションを処理」している。さらにこれらのATMは世界63カ国以上で設置されており、最新のデバイスはWestwood Shell(=アメリカ・ボストン)にインストールされている。

ATM利用者は、それぞれの仮想通貨と対応する購入金額を簡単かつ迅速に選択し、ウォレットアドレスを入力。その後、金額はデビットカードもしくはクレジットカードから引き落とされ、選択した仮想通貨が入力されたウォレットアドレスへと送信される。

なお、GeneralBytes提供デバイスがインストールされている場所は以下の通り。

今回のGeneralBytesによる対応は、人々の日常生活における新たなテクノロジーの信頼醸成およびそのユースケースに多大な影響を及ぼす可能性がある。今後もリップル(XRP)業界の動向を注視していきたい。

リップル(XRP)の実用化推進を加速させるRipple社、ベンチャーキャピタル部門Xpringの動向に注目高まる

昨今、仮想通貨リップル(XRP)の実用化が世界中各国各地域でますます推進されている。

20199月中旬頃、Ripple社のベンチャーキャピタル部門Xpringは、仮想通貨ATM企業大手Coinmeに150万ドル規模の投資を発表。Coinmeは世界最大のATMプロバイダーの1つで、すでに2,500台以上のATMを提供している企業だ。Ripple社によるこの投資は新たなデバイスを稼働させる目的で使用されるといい、同社のXRP採用促進の姿勢がうかがえる。

また、Ripple社は他の主要市場へのアクセス確保も進めている模様。たとえば2019年10月、Ripple社はデリバティブ金融市場向けのXRP導入を準備するために、Vegaプロトコルへの投資も決定した。さらにXpringは、XRP採用の範囲を拡大するためにFlareNetworksプロジェクトにも投資を行っている。将来的には、FlareNetworksを活用することでXRP元帳におけるスマートコントラクト導入を目指す。

なお、執筆現在(22823時半現在)時点で仮想通貨リップル(XRP)価格は0.403ドル(=約42.96円相当) 付近を推移しており、これは過去数時間で約8%の下落に相当。今後もリップル(XRP)のユースケース拡大に期待しつつ、引き続きXRP価格の動きにも警戒していく必要がありそうだ。

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この記事は、www.crypto-news-flash.comの「News: Ripple’s XRP can now be purchased at 3,000 ATMs worldwide.」を参考にして作成されています。