ビットコイン創設期のBTCホドラーが、10年の沈黙を破って動きを見せた。

動かしたビットコインは100BTCほどとなっているが、この"古代クジラ"に注目が集まっている。

あるアドレスが10年ぶりに目覚める

10年以上もまったく動いていなかった”古代クジラ”が急に動きを見せた。Blockchairのデータによると、20106月にマイニングされた100BTCが、24日2つのトランザクションによって初めて移動された。2010年にビットコインは本当にわずかな価値しかなかったことを考えると、このクジラはすでに約500万ドル(約5億円)の利益を得ていることとなる。目的・意図は不明のままだ。

出典:Blockchair

Coin Metricsのデータエンジニアであり暗号圏のインディ・ジョーンズとも名乗るAntoine Le Calvez氏は、この動きを「非常にまれ」と表現した。

今日、いくつかの古いコインが動いた(20106月の100BTC)。GPU時代以前のビットコインが動くのは非常に珍しく、ここ数年で数十回しかない。おそらく、Satoshiではないだろう。

今月9日には50BTCが、119日には30BTCが動くなど、かつてマイニングされたビットコインがちらほらと動きをみせている。仮想通貨分析会社のGlassnodeは、昨年12月に”1,450BTC”が非流動的となっているとのデータを発表したが、このうちの極一部が最近のビットコイン高騰によって動き出しているのかもしれない。小さな動きのひとつではあるかもしれないが、この古代クジラの動きも追える限り追っていこう。

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この記事は、U TODAYの「$5 Million Worth of Satoshi-Era Bitcoins on the Move for the First Time」を参考にして作成されています。