ダボス会議にてAndrew Bailey総裁が仮想通貨に対する率直な評価を語った。

同氏は仮想通貨業界の未成熟さを指摘し、今後の課題を示している。

イングランド銀行総裁が語る仮想通貨業界とは

世界経済フォーラムが1月25日から29日にかけて開催している年次総会「ダボス会議」において、イングランド銀行のAndrew Bailey総裁は仮想通貨の拡散に対する中央銀行の方針を示した。

同氏は、決済におけるデジタルイノベーションが続くことを強調したが、「持続的なデジタル通貨」に適した設計とガバナンスモデルを見つけることが今後の課題であると語っている。

まだそこまで来ていないと思います。正直なところ、私は仮想通貨が最初に策定されたものだとは思わない。

歴史の教訓が教えるように、最終的には法定通貨と呼ばれるものにリンクする。安定した価値のあるもので支払いが行われることを保証しているかどうかという問題がある。

さらに同氏は、仮想通貨の問題は価格とボラティリティにあると語った。

私たちは今でも安定性について議論する権利があり、中央銀行のデジタル通貨について議論する権利がある。

Bailey総裁が持つリップルへの評価

Bailey総裁はリップル(XRP)というワードは直接出さなかったものの、同通貨に向けてと思われるメッセージを発信している。

国境を越えた支払いは、支払いのコストが高すぎる明白なものである。

リップル(XRP)は、リアルタイムのクロスボーダー決済をより効率的、高速、安価で実現するブリッジ通貨として多くの場所で採用されている。

ダボス会議は29日まで行われるが、この会議で示されるひとつひとつの動向が仮想通貨業界にとっても少なからず影響を与えていくものになるだろう。

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この記事はU TODAYの「Bank of England Governor Just “Advertised” XRP by Criticizing Cross-Border Payments」を参考にして作られています。